【感想・ネタバレ】沖田総司 壬生狼〈新装版〉のレビュー

あらすじ

幕末に京都を震え上がらせた新選組の隊士・沖田総司は、子どもと鬼ごっこをしていた。
殺戮の場で、牙を剥いた悲愴な狼が、幼子のように無垢だった。
人を斬った翌日は、血の臭いを振り払うために戯れるのだ。
そこへ美しい娘が現れ、総司は魅入ってしまう。
天然理心流の剣が何より大事であったが、胸は高鳴るばかり。
が、労咳に冒された総司は、ただ、娘の額に口づけしかできなかった…。
※本作品は、「沖田総司 壬生狼」を加筆修正した新装版です。

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Posted by ブクログ

沖田総士を通して新選組が描かれている。

新選組の小説を読むたびに思うのが、芹沢の暗殺、山南の切腹で隊の形が変わってしまったように思う。伊藤甲子太郎の最後も、なんか卑怯に思ってしまう。

何を正とするか、凄くむつかしいけど、動乱の世で答えが変わってしまう、だから新選組って好きなんだけど嫌い。

この小説も、そんな難しい正義が書かれていたように思った。

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2025年02月16日

Posted by ブクログ

初めて鳥羽亮さんの作品を読みました。沖田総司が描かれている作品はいくつか読んでいたので、目新しい沖田さんでは無かったものの、読みやすく面白かったです。沖田さんの生涯や、新選組の辿った道が淡々とわかりやすく描かれているのが良かったです。なんだか、1度だけ見た沖田さんのお話の宝塚の舞台を思い出しました。沖田さんはやっぱり、好きな新選組隊士の1位です。

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2017年06月18日

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