あらすじ
誰もが悩み、孤独の中に探し求めている。静かなるファンタジー、完結! ここは悩みを食べられるレストラン。メニューはおまかせのみで、さらに魚介料理限定。店主の魔女は、訪れる客の悩みを聞きながら料理を出していく中で、寄り添うこともなく、突き放すこともなく、皆が失っていた大事な何かを気づかせていく。それは果たして慈悲か贖罪か――。孤高の魔女のもとに訪れる、古今東西・老若男女。複葉機に乗ってやってくる配達人の男もまた訳ありのよう。さて、本日のお客様は――?
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Posted by ブクログ
完結巻
思わぬ関係性、予測できなかったけど「ああここで繋がってたんだ」「このキャラクターはこういう事だったんだ」と後から余韻に浸れる。
また1巻から読み返そうと思う。
まさかの
どこか離島の1軒だけの魔女のレストラン...
童話の人物が主に訪れる...
まさかの因縁、打ち切りだらけの雑誌とは違って、
大人の鑑賞にふさわしい巧みな終幕。
読みすすめながら、にやり。
オムニバス形式なので1,2巻の区別ないレビューと思ってください。
舞台が海上のレストランという設定から突っ込みドコ満載ですし、ヒロインたる店主を始め猫にいたるまで固有名詞が出てきません。
もちろんその部分はセリフ、絵、己れの知識でピースを繋げていくわけですが、最後にはにやりとできる作品です。