【感想・ネタバレ】ときどき旅に出るカフェのレビュー

あらすじ

氷野照明に勤める奈良瑛子が近所で見つけたのは、カフェ・ルーズという小さな喫茶店。そこを一人で切り盛りしているのは、かつての同僚・葛井円だった。海外の珍しいメニューを提供する素敵な空間をすっかり気に入った瑛子は足しげく通うように。会社で起こる小さな事件、日々の生活の中でもやもやすること、そして店主の円の秘密――世界の食べ物たちが解決のカギとなっていく。読めば心も満たされる“おいしい”連作短編集。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ちょうどコロナ禍の頃に発売されて、喉から手が出るほど、当時は読みたくて仕方ない!と思った1冊。連作短編集。
結局積んでたんですけど。

タイトルからして、主人公が旅に出て色んなカフェを回るような話なんかな、と思っていたけど、違った!

読み始めてからは、お店を訪れるお客さんの悩みを解決する話なんかな、と思ったけど、そういうわけでもなかった!

そして、ラストにかけて、そんな大きな問題をバコーンと入れてくるとは思わなかった。連作短編集やけど、想像してた連作短編集より濃かった。

ちょっとした刺激と美味しい食べ物で、いい塩梅というのか。今の私にはちょうど良いバランスの本でした。

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2026年06月05日

ネタバレ 購入済み

大好きな一冊です^^

近藤さんの本は初めて拝読しましたが、すっと物語が入ってきて、あっという間に読み終わってしまいました。沢山のスイーツが出てきますが、ついつい調べて自分も見たことない食べ物にワクワクしっぱなし!いつか海外に行ったら本場のツップフクーヘンを食べてみたい!短編集なので色んな視点から物語を見れるので飽きず、
読み終わった後はとっても幸せな気持ちになりました^^
本当に大好きな一冊になりました!

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2021年10月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

こじんまりとしたカフェのメニューから知らない世界が広がっていくのを感じました。出される世界各国のスイーツは聞き慣れないものばかりですが、店主である円の深い知識と経験に基づく説明が丁寧で自分も味わっているような気分になります。それぞれのスイーツに絡んだ小さな事件はどことなく小さなトゲを感じるものが多くモヤモヤしてしまったのですが、それを美味しそうなスイーツが和らげてくれているような気がします。こんなカフェが近所にあれば、自分も常連になりそうです。

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2026年07月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

おいしく、そして少しほろ苦い気持ちになる1冊。
ささくれだった気持ちを持っていた主人公・瑛子はかつての同僚・円(まどか)が営むカフェに通うようになる。

ミステリーというほどではないが、ちょっとした謎が短編ごとに一応ある。が、この本の本質はミステリーとは違うように思う。(かと言ってカテゴライズするのは難しい…ヒューマンドラマ?)

独身であることの寂しさや家庭の問題、他者への悪意…少し心がザラりとする諸問題を細かく描いているところが特徴的だ。
それでいて、その全てを解決するのではなく、問題がありながらそれをどう受け止めるのかは本人だけが決めることであると、一読者としては受け取った。
好きなオチじゃない話もあったが、一つ一つの話の完成度は高い。
またカフェのコンセプトは面白い。
実際にあったら是非足を運びたいと思うほどに。


全然気づかなかったが、『ホテル・ピーベリー』『タルト・タタンの夢』の作者か!
この人の書くお話っていつもなんだかほろ苦い。
でも嫌いじゃないからこうして手に取って読むのだろう。

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2026年05月14日

ネタバレ 購入済み

心地よい読み心地

タイトル通り 瑛子さんと一緒にお菓子を通して知らない街へ旅に出たような爽やかな、ちょっと自分の心の隅に日の光を恐る恐る当ててみたような読後感で満足しました。ただ最後の円さんの恋人のお話は余計だったかな…と勝手に思ってしまう。せっかくの心地よさの中 そこだけ瑛子さんとの関係がなんとなく生々しく感じてしまったので ☆マイナス2。ただ、この感想は私のわがままで 実際には必要なのかも

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2021年01月25日

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