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Posted by ブクログ
1人でカフェを営む円と、そのカフェの常連になった瑛子が、世界中のお菓子を通して、人とのいざこざを解消していくお話。
嫌な人もたくさん登場するが、円や瑛子が素敵な人で、結果的にはスッキリし、そしてホッコリできた。
カフェ・ルーズは「旅をするカフェ」がコンセプトで、この作品を読むだけで、世界のお菓子を知れ、旅をすることができる。
とても面白かったので、続編も是非読みたいです。
そして、本場のお菓子を食べてみたいと思った。
Posted by ブクログ
面白すぎて一気に読んでしまいました!
私もお菓子を作ることは好きなので、お菓子には詳しいと思っていましたが、
世界には知らないお菓子がたくさんあるということを再認識しました。
もっともっと色々なお菓子を知りたいし、食べたい!知識欲も湧いてくる作品でした。
特にロシア風チーズケーキは魅力的で今度作ってみようと思います。
カフェグルマンは、お店にあったら絶対に頼んでしまうと思う!
他にも自宅で気軽に作れそうなお菓子がたくさん登場したので作ってみようかな。
短い話の中でも謎を解決していくので、飽きずに読み進めることができます。
スイーツ好きにはたまらない本です!
大好きな一冊です^^
近藤さんの本は初めて拝読しましたが、すっと物語が入ってきて、あっという間に読み終わってしまいました。沢山のスイーツが出てきますが、ついつい調べて自分も見たことない食べ物にワクワクしっぱなし!いつか海外に行ったら本場のツップフクーヘンを食べてみたい!短編集なので色んな視点から物語を見れるので飽きず、
読み終わった後はとっても幸せな気持ちになりました^^
本当に大好きな一冊になりました!
Posted by ブクログ
店主の円が旅先で出会った美味しいものをメニューにのせている『カフェ・ルーズ』
それらのメニューは、お客さんに旅を感じさせる。
聞いたことのないスイーツがたくさん登場していて、どれも美味しそうで想像するだけでも楽しかった。
それぞれの話で日常的な謎あり、それらが解けるのだけれど、スッキリした中にもどこかほろ苦いさを少し感じた。
特に食べてみたいのは、ドボシュトルタ (ハンガリー)とセラドゥーラ(ポルトガル)
“自分が常識だと思っていることが、狭い範囲での常識に過ぎないことを思い知らされる
「エエ、そうなんです。だから、わたし、旅が好きなんです」”
“バクラヴァに比べたら、私がこれまで甘すぎると怒られてきたお菓子なんて、甘いうちにも入らない。それに気づいたとき、他のこともそうなんじゃないかって気づいたんです。自分が当たり前と思っているけど、本当は苦しいこと。自分が従わなくてはならないと思い込んでいること、全部、当たり前でもなんでもなくて、逃げ出してしまえば縛られていたことが馬鹿馬鹿しくなってしまうようなことなんじゃないかって”
Posted by ブクログ
世界を旅している気持ちになれて、新しいスイーツにたくさん出会えたお話でした。舞台となる『カフェ・ルーズ』を取り巻く、少々穏やかでない人間模様も、見どころです。
カフェなので、ご飯も出てきますが、私が惹かれたのは圧倒的にスイーツたちです。
普段食べてるケーキやプリン、和菓子も素敵だけど、海外の初めて聞くオシャレなスイーツたちが本当に美味しそうで、、1個だけ確実に名前覚えてるのが、ロシアの『ツップフクーヘン』で、これは1番食べたい!ってなりました。どこで食べれるのかまた調べてみようと思います。
心地よい読み心地
タイトル通り 瑛子さんと一緒にお菓子を通して知らない街へ旅に出たような爽やかな、ちょっと自分の心の隅に日の光を恐る恐る当ててみたような読後感で満足しました。ただ最後の円さんの恋人のお話は余計だったかな…と勝手に思ってしまう。せっかくの心地よさの中 そこだけ瑛子さんとの関係がなんとなく生々しく感じてしまったので ☆マイナス2。ただ、この感想は私のわがままで 実際には必要なのかも