【感想・ネタバレ】出世長屋 十時半睡事件帖のレビュー

白石一郎

息子の不始末から福岡・黒田藩の総目付を辞職し、隠居生活を楽しんでいた半睡。だが、同藩江戸藩邸の風紀の乱れが甚しくなると、その取り締まりのため、白羽の矢が立った。江戸に移り住んだ半睡が、次々と起こる難問を見事に裁く。所変われど、そのキレ具合は衰え知らず。おなじみの十時半睡シリーズ第５弾。NHKでドラマ化もされた名シリーズ！

[ブクログ · ★★★☆☆]

江戸藩邸の中に事件が続発。
武士の気概を持たない風潮はここにも。

福岡藩の総目付けを辞職した半睡だが、
江戸の藩邸の政治改革を任される。

久しぶりに江戸へ赴く。

福岡藩藩士でありながら、地元に行ったこともない，江戸っ子の藩士も大勢いる。
田舎から出てきた勤番と江戸詰との間の問題も。