あらすじ
「ロシアとロシア人は退屈しない」――そう断言する著者は、同時通訳という仕事柄、彼の地を数限りなく訪れている。そして、知れば知るほど謎が深まるこの国は、書かずにはいられないほどの魅力に満ちあふれている。激動に揺れながら、過激さとズボラさ、天使と悪魔が、ともに棲む国を、鋭い筆致で暴き出す。ロシアの魅力と落とし穴がわかる。愛と笑いで本質を抉った、爆笑痛快エッセイ。
...続きを読む感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
1998年単行本刊行。トップクラスの通訳者として、激動の時代に日ロの外交や交流にかかわった豊富な経験と慧眼…言葉の巧みさも光っている…
ネタは尽きなそうですが、公開できる範囲はそこまで多くはなさそうということも書かれていますが、可能な範囲だけでも色々あってよかったです。ご共有ありがとうございます。
はじめの二章はウォッカの小噺ばっかだったので、アルコールから見えるロシア・ソ連が本書の主題なのかと思ってしまいましたが、
肖像画コレクションなるネタ話では、ゴルバチョフや政治家模様が生情報から伝えられていたりして、ゴルバチョフ、エリツィン、、、一昔前の歴史の教科書の中のロシア・ソ連だったのが少し距離が縮まる感じがします。
そして人間に迫るだけではなく、
世界や時代の潮流といった視座の中でいろいろ語られているので、今日の自分の生活や身の回りにもつながりを感じられたりして興味深いですね。