【感想・ネタバレ】百花宮のお掃除係 ８ 転生した新米宮女、後宮のお悩み解決します。のレビュー

黒辺あゆみ / しのとうこ

『事件に好かれる子』と不名誉な認識をされつつある雨妹（ユイメイ）は、今度は街中で怪しい風貌の２人組に遭遇してしまう。皇帝に会いたいとただならぬ様子で訴えてくる彼らは、阿片騒ぎに関与している東国から逃げてきた要人のようで……？

宮廷に身を隠すことになった２人――奴隷のダジャと男装少女の静（ジン）。静は雨妹の後輩として宮女を勤めるが、幼さ故か、怒りや使命感に呑まれて生き急いでいるように見え……雨妹が人生２周目の先輩として、楽しい生き方を伝授します！

※本作品の電子版には本編終了後にカドカワBOOKS『前略、山暮らしを始めました。』（著：浅葱）のお試し版が収録されています。

[匿名 · ★★★★☆]

雨妹の後宮暮らし

雨妹は辺境の地の尼寺で育てられた。母は雨妹を産んだ後に亡くなったので、尼たちに生きる術を教わり1人で生活していたがひょんな事から後宮で侍女として務め趣味である野次馬根性を発揮してあちこちでトラブルに関わりながら周りの人達が幸せに暮らせる様に解決していくので楽しい。行動力、これは前世の経験から成るものなのだと思うが関わりを持った人々は雨妹を助けながら温かく見守っている様で。次はどんなトラブルに巻き込まれるのかと思いつつと生きる力に溢れた雨妹の活躍が楽しみ。

＃ドキドキハラハラ