【感想・ネタバレ】売国保守【電子限定特典付き】のレビュー

あらすじ

ニセ保守こそが日本をダメにする!
保守の仮面をかぶって売国政策を進めてきた自民党の「闇」とは何か?

人前でだけ「愛国心」や「皇室」を強調する自称保守政治家が国会を跋扈している。中国・韓国・北朝鮮への過剰な配慮や老人厚遇政策等を続けてきた自民党政治の悪政を糺す、好評『左翼老人』の続編。

第1章 韓国の「ゆすり・たかり」を認め続けた政府・自民党
「保守」「愛国」を詐称する政治家がゴロゴロいる自民党
都市銀行に韓国救済を強要した橋本内閣
北朝鮮に惚れられた小泉純一郎元総理
今でも北朝鮮と仲良くしたがる政治家の見分け方

第2章 良心なき親中派
令和時代の親中派は「ほぼ」全員が左翼か売国奴
中華人民共和国を大国にした自民党政府
天皇陛下まで中華人民共和国のために利用した政府・自民党
中華人民共和国から有難がられた歴代総理

第3章 女系天皇を認める保守などありえない
宗教権威の上にいた日本の「天皇」と下にいた西洋の「皇帝」
令和時代に女性天皇の是非を論じる無礼
左翼が女性天皇の次に創りたがる「女系天皇なるもの」
「女系天皇なるもの」に肯定的な自民党幹事長

第4章 「敬老」が「売国保守」を守った
政府自民党の売国を許し続けた老人
「としよりの日」を「敬老の日」にすり替えた政府
男の嫉妬が広げた「恩給」
働く老人に鞭打つ日本の「年金」

第5章 「移民問題」から逃げる保守
老人の労働問題と憲法と移民
「ピンピン・コロリ」こそ日本人の理想
「天下り」は、「賄賂」の時間差攻撃
「移民」定義でごまかす政府・自民党

第6章 日教組を放置した自称保守
売国保守を許した最大の原因は低レベルの学校教育
ナチスドイツと共産主義独裁国家による侵略戦争と教えるヨーロッパ
日米格差=「存在しなかった慰安婦像」と「共産主義犠牲者の記念碑」
大きい領土を主張するのが「愛国者」とは限らない


※この作品には、電子版限定の特典として、森口朗著『左翼老人』(扶桑社刊)の一部が巻末に収録されています

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日本の民主制が進歩するには

一部ご紹介します。
・学問と勉強の違いは、自分を教育する者の説さえも疑うか否かにある。
・在職老齢年金(高齢でも働く者にお金を渡さないという事実上の罰則)を廃止し、年金支給の繰り下げ(先伸ばしにするほど月額で受け取れる支給額は多くなる)を無限にし、それ以外の加入年金制度を廃止することが、年金制度の道徳的バージョンアップである。
・官公庁が取り組むべきは、天下り(賄賂の時間差攻撃)全面禁止と、「ヒラに始まりヒラに終わる」職員制度(パワハラ防止)の導入である。その代わり一生働くことができるようにすることだ。
・日本が世界の中で圧倒的に低いのは大学教育だ。それは日本人が未だに「大学に入るためには勉強するけれど、大学に入ったら本気で学問をしない」という昭和時代の悪習の中で生きているからだ。
・ヒトの赤子は、チンパンジーと異なり生まれた時から体脂肪率が高く(概ね20数%。これに対してチンパンジーは5%)、チンパンジーのように24時間母親にしがみつきっぱなしの体にはできていない。チンパンジーの子は常に母親にしがみつくのが前提のため、体温を維持する脂肪が不要だ。これに対してヒトの子は母親だけでなく父親や他の家族などが子育てに参加するのが前提になっている。
・「共産主義はナチズム以上の危険思想であり、日本はその被害者」だと教えるだけで左翼政党(日本共産党、立憲民主党、社民党)に票を入れる人が少なくなる。
・「中華人民共和国(建国は1949年)、韓国、北朝鮮(韓国、北朝鮮共、日本人として第二次世界大戦を戦った)など第二次世界大戦当時国家として存在しなかった。にもかかわらず因縁をつけて金をゆすろうとする国の主張など認めるべきではない。それに加担する政治家は軽蔑すべきである」ことを教えれば、「朝鮮通信使交流議員の会」や「北京オリンピックを支援する会」、「日朝国交正常化推進議員連盟」、「日中緑化推進議員連盟」に所属する議員に投票する人は少なくなる。
・野党第一党が左翼政党である限り、安倍内閣の次の自民党政権は、かつての自民党のように政党や自分の金のために中国、韓国、北朝鮮にへつらう政権に戻る可能性が高い。
・次の政権が無視できないほどの議席を、「ワン・イシュー(たった一つのテーマで戦う)政党」(NHKから国民を守る党など)が取るしか、日本の民主制が進歩する階段はない。

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2022年09月30日

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