【感想・ネタバレ】ジョン・ロック~「統治二論」より~のレビュー

あらすじ

18世紀。自由な新天地を求めて農民テリーはアメリカへ旅立った。父が残した、たった一冊の本「統治二論」を片手に握りしめて。
農地を開拓し、たくましく生きるテリーは、その過程で自然権。国家と個人の契約について学んでいく。古典的自由主義の名著「統治二論」をまんがで読み解くことで、現代のアメリカの抱える問題”銃器による犯罪が絶えないのはなぜか?”が解き明かされていく。

・目次
プロローグ
第一章 自然権とパトリアーカ
第二章 所有権と貧富の差
第三章 国家の成立とアメリカ大陸
第四章 政治的権力と抵抗権
エピローグ

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Posted by ブクログ

ネタバレ

普段社会思想の本を読まないので読みやすいものをと購入。ロックの著作に影響されてイギリスからアメリカへわたり成功する若者の物語。
冒頭に「抵抗権」と銃の所持について、その2つはセットで語られことは多いがそれは誤解だと導入される。ストーリー進行につれて統治論、抵抗権をあっさりとではあるが描いてくれる。
抵抗権=銃の所持ではないのだとはいうが、書いていないというだけで、アメリカ人はなぜ銃の所持と結びつけがちなのかまでは言及していないのが冒頭のアオリに対して竜頭蛇尾な感じが否めない。
アメリカ独立戦争史の復習にもなる。フレンチ・インディアン戦争を名前しか覚えておらず、フランスvsアメリカ原住民だったっけ?な記憶だったので。

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2020年01月25日

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