あらすじ
どの街角を歩いても歴史に出会う街、パリ。その尽きせぬ魅力を物語風に活写する。第1部はパリの誕生から現在まで、2000年以上にわたるその歴史を30の章に分けて紹介。第2部は、パリの様々な横顔を連想風につづる。旅行ガイドにもおすすめ!
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Posted by ブクログ
パリ旅行の予習として購入。歴史をしっかり学びたい人はやや物足りないかもしれないが、観光のための予備知識を得るには最適な分量だと思う。パリ観光者を読み手として想定した内容であり、歴史を学びながら観光ポイントを選択するのに非常に便利。冒頭のパリ中心部の地図が助かる。コロナ前の出版であるため最終章の飲食店のいくつかが閉店してしているのはご愛嬌。
Posted by ブクログ
オーディブルだったけれど、パリという都市に焦点を当てた歴史なので興味深く聴くことができた。こういう本を読むと無性に行きたくなる。死ぬまでに一度はセーヌ川沿いを歩きたいと思いました。
Posted by ブクログ
仏文学者が語るパリの歴史と普段着の街。歴史の部分より後半の部分の方が面白い。
長い歴史のある街について語るとどうしても話は単調になる。ローマ時代から現代までを駆け足で巡る。
第二部の筆者自身の経験によるパリの方が魅力的。
Posted by ブクログ
パリを訪れたのはもう15年以上前だけれど
とても印象に残っている都市です。
そのパリの歴史、フランスの歴史を今一度
読んでみると、やはり現代史はまったく分からず…(^^;)
勉強不足が露呈した読書でした。
Posted by ブクログ
パリ。フランスという国名を超え人々を惹きつけてやまない響きがある。ルーヴル宮に描かれた歴史、セーヌ川に映る光と影。古代ローマの街ラテンスから中世の栄華、革命の激動までパリはいつも時代の中心にあった。
その輝きは豪華な歴史だけではない。カフェのテーブルで交わされる議論、美術館の静寂、パン屋の甘い香りにこそパリの本質が宿る。過去を知れば今の街角の表情に虹のごとくに陰影がかかる。歴史の物語だけではなく美術館博物館を巡る。なんと言ってもということで旅の終わりの楽しみは美味を堪能することも忘れず語られている。真のパリ愛好家の流儀ということであろう。
Posted by ブクログ
新婚旅行でパリに行くので予習のため読んでみた。
そもそも世界史ほぼ勉強していないので前提知識がないため古代史がまったくイメージつかず、、横文字も覚えづらいので最初の方はあまり理解出来てません。
ところがフランス革命あたりから急に面白くなるし心なしか分量も多くなってる気がする。ただ、革命あたりのパリ、とにかく治安が悪い…。そして時代関係なくパリの住民は上に対して抗議やデモを行ってきたんだなと感じた。
また、ナポレオンについてあまり知らなかったため、三世も含めて現代に通じるパリを創り上げて来たという点が学びだった。
旅行の際は歴史を感じながら各地を巡りたい。