【感想・ネタバレ】レッドシャインのレビュー

あらすじ

『トーキョー・クロスロード』で坪田譲治文学賞を受賞した濱野京子氏が描いたのは、高専生×ソーラーカーレース! ソーラーパネルを駆使して、秋田県大潟村のコースを駆け抜けるYAエンタメ小説の王道です!
【あらすじ】
澄川怜(すみかわ・れい)は、さきたま工業高等専門学校の電子工学科で学ぶ3年生。器用ではあるが、とくにこれといって明確な目標がないまま高専に進学してしまった。しかし、ひょんなことから「エネルギー研究会」の部員に目を付けられ、太陽電池のパネルを付けて走るソーラーカーのレースに挑戦することになったのだった……。
真夏の太陽を浴びて、大潟村のロードを走り抜ける! 僕らが走るその先には、いったいどんな景色が広がっているのだろう。ソーラーカーレースにかける高専生たちの青春!

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

仲間になって、レースに参加して、めでたしめでたし、ではないエンディングがいい。
エコロジーに関する話なんかはちょっと説教臭いけれど、それを補って十分に面白い。
ばらばらなメンツだからこそ、力を発揮した時に得るものは大きい。

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2020年02月12日

Posted by ブクログ

青春!という感じ。
登場人物がいっぱいいるから余計そう感じるんだろうか。
もう少し家族内の出来事なんかも書いてくれたらもっと深みが出たかなあ。

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2011年11月24日

Posted by ブクログ

ソーラーカー・レースにうっかり巻き込まれた高専生男子。器用でなんでもこなせるのが悩みの種で、将来への夢もみつからない…そんな彼が、超個性的な仲間と付き合ううちに、自分の中の可能性に気付き始める。淡い恋もありの好編。濱野京子にしてはストレートであっさりめの物語かな。
若いっていいな、って感じです。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

ティーンズ向けの書籍。
高等専門学校の学生たち、
高専を取り扱ったのは初めて読んだかも。

高専は地元にあったので、結構身近に感じてました。
15歳から20歳まで在学しているというのは
やっぱり面白いなぁと思う。

ストーリーは目的なく高専に在学している18歳が、
ソーラーカーレースに挑む、ひと夏の話。

熱くて爽やかで若さ溢れる展開を期待したけれど、
ちょっと不発。

もっと躍動感がほしかったなぁ。

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2015年09月13日

Posted by ブクログ

正確には三つ半☆かな。

友達に誘われて高専に入った主人公(その友達は受験で落ちた)が、これまた誘われてソーラーカーレースにかかわっていくことを通して語られる、成長しようとしている(というかしようとして迷っている)男の子の物語。

「レッドシャイン」は、そのソーラーカーの名前。

そもそも高専、工業高等専門学校は卒業が就職につながっているような、普通科の高校と比べると、ちょっと特殊ともいえるところ。なので、この道でいく! とか、まあ好きやし…という人々のなかに、器用貧乏がコンプレックスの主人公がいて、迷うのは当然だなあ。

F1とかのカーレースはテレビで見たことあるけど(いや、実際に見に行くと熱とか音とかくらべものにならんやろうけど)、ソーラーカーレースってちょっとわからんな。
音とかも静かなんだろう。

でもほんとに、理系のガッコいってる子の話聞くと、機械部品の性能とマネーの関係はなかなか濃いのです。
だからといって、お金ないからと言って、あきらめるのも、努力しないのも、出場しないのも、癪だしな。なんか違うしな。

瑞生はあのキャラしんどくないのか。

器用貧乏でもなんでも、器用にできるならいいじゃねえか。

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2010年11月18日

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