あらすじ
生きることに前向きになり始めた碧だったが、一方で相棒の桐島の元に不穏な影が迫っていた。彼の過去を無遠慮に暴き立てるその人物の目的もわからないまま、桐島は追い詰められていく。あえて遠ざけられた碧は、従兄の涼から、カカノムモノを呪いから解放するための衝撃的な方法を告げられる。はたして碧はどんな決断を下すのか。そして呪いの意味とは――。シリーズ最終巻。
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Posted by ブクログ
とりあえず、桐島さんが壊れなくて、よかった!!
あらすじには、桐島さんが、追い詰められると書いてあって、飄々としている桐島さんが、このお話の救いなのに、どうなることやらと、もう、読み始めるのが、怖いくらいだったけど。
今回は、ハッピーエンドというには、ちょっと悲しいけれど、でも、それぞれに幸せをつかんで、生きていってほしいなぁ。と思える終わり方。エピローグは、なんか、映画みたいだなぁと、思ったよ。
Posted by ブクログ
人と我が子を愛する女神。人のために我が子を陸にやり、辛くなったら帰って来るのだと送り出したが、いつの間にか優しい言葉が呪に変り子孫を苦しめる。
いつかは女神の元に返ると決めたカカノムモノ。
それまでは人間の辛いことや楽しいことを記憶して生きろ。
Posted by ブクログ
これで一応大団円なのでしょう。
神様なんてものは私たちの理解の外にいると私は考えるものですから。
人のことは人が解決する。この終わりに納得です。