【感想・ネタバレ】スカイ・ジャンキー 奴隷皇子と空駆ける王【電子特別版】のレビュー

あらすじ

不幸な出自ゆえに、皇子でありながら愛玩奴隷のように扱われてきたヒスイは、ある時突然、遥か西にある小国ディーゼリアの王の許へ皇女として嫁ぐことに。しかし、過酷な旅路の果てに辿り付いた先は、想像を遥かに超える科学力と数多の海外領土を有する世界最大の強国だった。自由闊達な若き国王ヴィクターは、ヒスイの性別も過去も全て受け入れ、共に新たな人生を歩もうとしてくれて…。

【電子特別版】 はみしろ先生書き下ろし! 本編の後日談となるヒスイとヴィクターのお忍びデート『今日は遊びに出かけよう』を電子限定で収録。

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io

ネタバレ 購入済み

魅力的な作品

とても良い作品だと思います。主人公2人だけではなくサブキャラも魅力的です。当初のプラン通りの少女小説にならなくて良かった!...というのは作者様に失礼でしょうか?
ヴィクターとヒスイの恋物語はかなり甘くてエロいシーンもある満足度の高いBLですが、それ以外の部分もとても良い作品です。
空に魅せられた男たちやジャンクバレーの逞しい住民たち。多層構造で奥行きの広い物語は読後感が爽やかです。エア·ヴィークルが空を駆ける様子が目に浮かぶようでした。
しかしながら序盤のヒスイの境遇が可哀想すぎたのも事実。なぜそんな境遇だったのかは作品中で語られていますが、祖国の行く末やヒスイの兄のその後も気になります。
そしてケンとロバートによる技術革新のその後もぜひ読みたいところ。いずれジャンクバレーからもきれいな青空が見えるようになるといいな...と思います。
続編やスピンオフがあればぜひ読みたいです。

#ハッピー #深い #カッコいい

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2023年10月22日

購入済み

完璧

めちゃくちゃ面白かった!
文字量があるので、長いの苦手っていう方以外はぜひ読んでいただきたい!

まず、キャラクターがすべて魅力的。
フワフワさせてあった伏線もキレイに回収。
ラストも気持ちよく、なるほど、とスッキリします。もちろんみんな幸せに。

続編希望です!

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2020年11月18日

ネタバレ 購入済み

面白かった!続編~!

覇王でありながら、少年めいたやんちゃさ失っていないヴィクター国王(攻)がなかなかすてき。

奴隷皇子としてひどいめに遇っていたヒスイ(受) も、ヴィクターのもとで賢さと好奇心旺盛な性質を取り戻し……という所で事件が起きるけれど、ちゃんとハピエンでひと安心!

ヴィクターがヒスイの故国も統べるまで、続編希望!

そして何より空飛ぶ機械の開発に魅せられた、天才&秀才機械オタクの2人の続きもぜひ!

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2020年02月09日

購入済み

長かったです。

一応、長いです。時間たっぷりあるときに読み始めた方がいいと思います。
最初、なぜ、ヴィクター(攻め)が特別美形でも魅力的でもないヒスイのことを気に入っているのか理解できなかったんですが、後半でその説明があってようやく納得いきました。
でも、個人的にもっとヒスイを魅力なキャラにしてくださったらよかったのに少し残念でした。
ちょっと平凡すぎる受けで感情移入するのが難しかったです。



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2020年11月21日

購入済み

かなり、面白かった!

主人公、ヒスイが性的暴行を受けるところから始まり
攻め様の国での婚礼にむけての道中も酷い有り様で
下げ渡すという形でもあり、かなり、きつい序盤です。

試し読み段階では購入に躊躇する人も多いと思います。

けれども、嫁いでから、攻め様、ヴィクター王にも、その側近メリルにも周囲の人にも
心身ともに大切にされ、様々な事を学びやっと、人間らしく生きていく事ができます。

食べられるようになり、泣く事ができるようになり、知識欲がわいてくる
生きたいと願うようになる、そんな変化にこちらも安堵します。

そして、スカイジャンキーという題名に繋がっていくのですが
この国、ヒスイの国より文明が発達していて(スチームパンクといった世界観)
エア・ヴィークルで飛行もします。空に憧れ、思うさま飛ぶ事に心酔するジャンキー達。
国王ヴィクターも、やがてヒスイも。

事件に巻き込まれつつも、それが国の最重要問題の解決の糸口になったり、うまいなぁ、と思う展開。

ヒスイとともに存在するモノシリ、ヒスイの兄、龍弦帝国現王の真意、国の実情、謎もやがてとけていく。

ヴィクターの国、ディーゼリアがヒスイの帝国を凌駕する未来が待っているそう。

その詳細な物語を続編にしてほしい!

惜しいのがイラスト。良し悪しでなく、合っていない感じが。主人公が最初女子設定だったそうなので。その流れかな、と。
A.K先生を個人的には推したいのですが。

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2020年01月07日

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