【感想・ネタバレ】ハーシュ(新潮文庫)のレビュー

あらすじ

東京荻窪の閑静な住宅街で、新婚夫婦が惨殺された。凶器は手斧。意味不明の遺留品が残され、血まみれの若妻は、結婚式場のパンフレットを口中に押し込まれていた。かつて吉祥寺で起きた類似事件と関係があるのか。謎めいた密告、捜査幹部と被害者の秘められた関係。捜査は泥沼化し、またも新婚夫婦が手斧で殺される……。苛酷(ハーシュ)な真相と重い衝撃が胸を抉る傑作ミステリー。『酷―ハーシュ―』改題。(解説・吉野仁)

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

購入済み

ますますファンになりました

なんとも言われぬ、、って言う感じです。
夢中になり、時間も忘れて読みました!
前川さんの作品、全部見てみたいと心底思いました。
試し読みが出来るから、面白そうな物を探して読んでいるのですが、今回も当たり!
本当、ありがとうございますと言う気持ちです!笑

#ドキドキハラハラ #深い #ダーク

0
2022年01月10日

Posted by ブクログ

前川裕『ハーシュ』新潮文庫。

『酷 ハーシュ』の改題、文庫化。1年半程前に単行本で既読であるが、文庫化されたので再読。

ノンフィクション風ミステリー小説である。何とも言えない嫌な感覚と背後が気になるような不安感……一体、犯人は誰なのか……誰もが怪しい。

前川裕は実質的なデビュー作の『クリーピー』以来ずっと読み続けている作家であるが、作品の出来にかなりの山谷があるように思う。本作は出来としては面白い方なのだが、物語の世界を余りにも狭い範囲にまとめてしまったことが少し残念に思った。

新婚夫婦を手斧で惨殺するという猟奇的な殺人事件を発端に次々と連鎖していく狂気……事件を捜査する刑事の手塚京介は少しずつ狂気の闇に飲み込まれていく。

本体価格670円
★★★★★

0
2019年07月29日

Posted by ブクログ

猟奇殺人が立て続けに起こる。犯人は誰なのか?警察関係者の犯行なのか?というお話。引き込まれて読んだ。

1
2019年08月13日

Posted by ブクログ

手斧で惨殺される新婚夫婦。
昔の事件と今の事件が交差する。
刑事の手塚はその事件を追う。
物語は二転三転し…果たして犯人は誰なのか?

とてもリアルに書かれていて、臨場感あり!
展開もおもしろく、ガンガンと読めちゃいました。
途中、犯人のヒントがポンと出てきて
『もしかして犯人はアイツか?』てな感じ
分かってしまいました。

他の作品も読んでみたくなりました。

0
2020年06月07日

Posted by ブクログ

東京荻窪の閑静な住宅街で、新婚夫婦が惨殺された。凶器は手斧。意味不明の遺留品が残され、血まみれの若妻は、結婚式場のパンフレットを口中に押し込まれていた。かつて吉祥寺で起きた類似事件と関係があるのか。謎めいた密告、捜査幹部と被害者の秘められた関係。捜査は泥沼化し、またも新婚夫婦が手斧で殺される……。苛酷な真相と重い衝撃が胸を抉る傑作ミステリー。

0
2022年02月20日

「小説」ランキング