あらすじ
東日本大震災の翌年、僕は京都から上京した。君は大学のキャンパスで独り本当の幸せと政治闘争を訴え、浮きまくっていた。啄木の短歌を諳んじるような純朴な僕はアニメ研究会に引きずり込まれ、ヲタの洗礼を受けつつ、君に惹かれ、身を投じていく。「新潮」掲載から改稿四年余、時代閉塞と生きにくさを打破する政治恋愛小説。
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Posted by ブクログ
まっしろな綺麗な装丁。似合ってる。
えぇー、嘘でしょう?っていうのが、正直な感想。どうしてこうなった?
2人でいられるだけでしあわせだったのに。一緒に話して、水炊きを食べて。海にも行って。
彼女の世界に近付こうとしてしまったから?
革命を起こさないといけない気持ちになったから?
2人にはしあわせなルートを選んで欲しかったけれど、物語としては劇的で、最高に切なかったです。