あらすじ
東洋経済オンラインの人気連載
「おとなたちには、わからない。」書籍化企画!!
離婚家庭、同性カップル、非配偶者間人工授精(AID)など生殖医療で生まれた子……。
現代の家族の形は「多様化」しています。
父親と母親と子どもの組み合わせが「ふつう」だった時代は終わり。
では、それで生まれ育った子どもの気持ちはどうでしょうか?
本企画は両親の離婚、LGBT、虐待など
なかなか他人に話せないけれど、意外と当事者の多い問題について
かつての子どもだった当事者に取材をし、具体的な事例を紹介する一冊。
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Posted by ブクログ
子どもにとってほしかったのは説明と責任がないことの確認。確かに。家族の形の多様化を認めることは認めにくいものを正しくないものにしないこと、が平気かどうか。
Posted by ブクログ
「ふつう」とは違う家族や環境を「なんでもあり」の社会にしていくため、様々な状況にある家族の当事者、仲間が集まる「定形外かぞく」という活動をされている方が著者。
「父親に別の妻子がいる」「親をケアしてきた子ども」「親と血縁がない子ども」「虐待を受けて育った子ども」など、様々な家族の一員として育った子どもへのインタビューから「ふつう」とは何かをまとめている。
一通り読んでいろんなケースで出てきた言葉が「事実を説明してほしかった」という声。「子どものためを思って」思春期を乗り越えた後に「実は」と打ち明けたり、タイミングを逃して伝えなかったり。
子どもは意外と気づいている、もっと早く言ってくれていたら、という声が切実である。事実として親自身も受け入れて、それを伝えてショックを一緒に乗り越える過程が大事。
AIDで生まれた子どもが遺伝的な父親を知るなど後のフォロー体制がない状況も、知らなかった世界だけど「事実を知りたい」という気持ちに寄り添う人も見つからないのがつらいだろうなと思う。
いいなって思ったのは「父の浮気、その後母も自由に恋愛をする家庭」で、母は子どもの選択や好みを尊重し普通じゃなくてもいいという姿勢。人それぞれ理想は違うし生き方も違う。結婚して出産してがいいってゆうものでもない。
もっと自由に生きたいなーって思わせてくれる著書でした。