【感想・ネタバレ】ルポ 定形外家族 わたしの家は「ふつう」じゃないのレビュー

あらすじ

東洋経済オンラインの人気連載
「おとなたちには、わからない。」書籍化企画!!

離婚家庭、同性カップル、非配偶者間人工授精(AID)など生殖医療で生まれた子……。
現代の家族の形は「多様化」しています。
父親と母親と子どもの組み合わせが「ふつう」だった時代は終わり。
では、それで生まれ育った子どもの気持ちはどうでしょうか?
本企画は両親の離婚、LGBT、虐待など
なかなか他人に話せないけれど、意外と当事者の多い問題について
かつての子どもだった当事者に取材をし、具体的な事例を紹介する一冊。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

子どもにとってほしかったのは説明と責任がないことの確認。確かに。家族の形の多様化を認めることは認めにくいものを正しくないものにしないこと、が平気かどうか。

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2020年02月19日

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ルポ 定形外家族 わたしの家は「ふつう」じゃない。大塚玲子先生。定型家族、ふつうの家、そんな枠組みは現代社会に合っていません。配偶者間人工授精、非配偶者間人工授精、夫婦別姓、シングルマザーやシングルファーザー、養子縁組、精神疾患や虐待、LGBTなんていまや定形外でもなんでもなくて普通のこと。夫婦別姓や非婚家族のような定形外家族やふつうの家という言葉自体が早くなくなる社会になるべきです。

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2020年02月15日

Posted by ブクログ

一般的とされる親御(異性である、心身ともに健康、他の家族を外に持っていない等)さんではない親御さんを持つ子どもへの取材をまとめた内容。
既に大人になっている子どもに取材されているので、ある程度冷静な感じで淡々とした進み具合だったから読みやすかったです。
牧師さんの家で育ったお子さんの話が興味深かったです。牧師さん(神父さんかもしれない)が親御さんという友達が数名いたので、自分のこと、家のことをそういう風に捉えてる場合もあるんだと知って…驚いてます。

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2025年04月25日

Posted by ブクログ

子ども目線である事がいい

そこが大切なんだと思う

自分から聞きにいけない事を聞いてくれて
書籍化してくれて
ありがたいと思いました

どんなに小さな子どもであっても
1人の人間として嘘をついたり隠したりせず
向き合う事が大切なんだと思う

それはわが子じゃなくても
どこの子でも(人でも)大切なことだと思う

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2025年01月26日

Posted by ブクログ

家族の形はいろいろあっていいはずなのに、定形外家族の事例を読んで、びっくりしてしまった自分がいました。

親もいろいろですね。

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2024年08月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

両親がいて血のつながった子供がいる。
それが「普通」というのなら、それ以外の形は間違いなのか。
様々な家庭環境の中で育った子供側のインタビュー。
大人の事情で生活が変わるなら、きちんと説明して欲しかった。多くの子供はそれがしこりとなる。
幸福や不幸は自分が決めるので、可哀想と決めつけないで欲しいと言う。
大人になった当事者たちの言葉たち。

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2022年03月26日

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"この社会には「子どもは親に対して、つねに感謝しなければいけない」という無言の圧力のようなものが強く存在しています。これは口封じのようなもので、子どもの苦しみをより増すところがあります。"(p.89)


"「『私は親のことが大好き』というのと同じように、『私はね、嫌いなんだ』と言える世の中になれば、虐待された人のその後の生きづらさみたいなものも、ずいぶん減らしていけるんじゃないのかな」"(p.131)

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2020年04月13日

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