あらすじ
親代わりの伯父の命令で、男と見合いさせられた秋人。幸い相手の樹にも結婚する気はなく破談になるはずが、二週間後、秋人は樹に勝手に籍を入れられていた。混乱し婚姻無効を訴える秋人に、「結婚する必要」があるらしい樹は、爽やかな好青年の仮面を捨て激怒。「ハネムーンが終われば別れてやる」という謎の条件で、秋人をスペインに連行した。横暴な男だと思っていたのに、トラブルのたび自分を救ってくれる樹に秋人は次第に惹かれるが……。電子限定ショートストーリー「険悪だったおれたちの、幸せな日々のはじまり。」、北沢きょう先生の口絵・挿絵も収録。
...続きを読む感情タグBEST3
なんだこいつと思うほど最悪な印象の攻めからのスタート。色々なことを紐解いていくと何故あんな態度になっていたのかも合点がいきました。
まあそれにしては暴走しすぎではと思いましたが、ずっと一途に思い続けていたのなら納得です。笑
恋人であり友人でどちらに偏っているというわけでもないバランスの良い関係だなと思いました。
7泊8日にかなり内容が詰まっているのでボリューム感のある一冊でした!
帰りの飛行機の中でこの旅を振り返る場面から始まるのが興味深かったです。
甘いストーリーが好みの私には安心して読み進められました。
旅のアクシデントを中心に二人の距離が縮まっていくのは定番ですし
それは良いのですが、受けが攻めに惹かれる理由と時間がちょっと早いし
説得力に欠けているような。とにかくサラッとしてます。
私的にはお見合いの席が一番興味深く今後の展開にワクワクできたな。