あらすじ
人の気持ちがわかりすぎて疲れてしまうエンパスのための初めてのガイドブック
あなたも人の気持ちがわかりすぎて疲れてしまう繊細なタイプではありませんか?
このような共感力の高い体質を「エンパス」といいます。
人の気持ちがわからないサイコパスと真逆の存在です。
エンパスは5人に1人いるといわれ、HSP(ハイリーセンシティブパーソン)とも近い存在です。
エンパス体質の人は、その敏感さ繊細さゆえに、仕事、恋愛、結婚、子育て、人間関係や健康面でも、人生においてさまざまな場面で影響を受けます。
いろいろな感情をスポンジのように吸収してしまうエンパスの人たちは、まわりのストレスも喜びも吸収してしまいます。このため、しばしば過剰な刺激に打ちひしがれ、疲労困憊し感覚に負荷がかかりすぎた状態となりやすいのです。しかし、この共感性を上手くコントロールできれば受けられる恩恵もたくさんある、と著者は主張します。
本書では、自らエンパス体質であり、医師として20年以上、感受性の高い人々の診療経験を積んできた著者が、困難を克服するために開発した特別な戦略を伝授。バランスがとれ活力がみなぎる幸せなエンパスとなるために、各場面に応じた心構えや方法論をわかりやすく解説します。本書は、日本で初めてのエンパスのためのガイドブックとなる一冊です。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
私は内向的な性格で、愛着障害(不安型)を抱えていると自己分析している。
物心ついた頃から人の顔色を伺って、それに合わせた「いい子」でいる必要があった。その結果、共感力が高まったというか、目の前の相手(特に母)に共感し、自分より相手を常に優先することが、自分にとって必須であるかのように生きてきたなと思う。そのせいか、時々息苦しさを感じたり、他人との距離の取り方などに悩むことが多々ある。
この本では、共感力が高すぎる「エンパス」(共感:emphathyから来ている)の性質と、共感により心に発生する苦しさが詳細に何パターンも描かれている。また、その対応方法も細かく説明してくれていて、エンパスが少しでも楽になるように教えてくれる。
私が、著者の定義するエンパスなのかは正確には分からないけれど。
もし、内向的な性格だったり、不安型の愛着障害を持っているかも…という人は是非読んでみてほしいです。救われます。
Posted by ブクログ
また、読みたい。
人生のステージに合わせてどのような行動が効果的か記載されている。
全てが当てはまるわけではないので、全部を受け入れるのではなく自分に合わせて情報を得ることが大切だと感じた。わかる〜って思ったところは、しっかり読んで、そこまで共感できないところはサーっと読み飛ばした。
ポジティブになる!
自分を守るため、他人との境界線を引くには…など日常生活で人に疲れて顔色伺いながら生きてる人に読んでもらいたい。自分は自分と改めて知る本である。
Posted by ブクログ
他者の感情をまるで自分のものかのように
感じることが多くて苦しかったので
読んでみるとすごく共感できた
この本読んでから
エンパスの傾向は少し治った
Posted by ブクログ
はじめは大袈裟に書いてあるなと思ったが、
おそらくわたしはエンパスであり、生き方のヒント、人付き合いのヒント、仕事のヒントが書かれてあった。
当てはまる人には生き方が90度くらい変わりそうな人生改革の本
Posted by ブクログ
エンパスにも色々あって、わたしはエンパスなんだよーと夫に説明するのに非常に役に立った。夫は非エンパスなので、だからか〜って日常生活のすれ違いに納得。
Posted by ブクログ
繊細さんとはまた違うんだな。
でも共感力が高すぎる人がどうすれば疲れなくなるのか、具体的に方法が書かれていておもしろかった!繊細さんでも試してみると楽になりそうな方法もたくさんあった。
Posted by ブクログ
機嫌が悪い人がいると嫌だなぁーと思ったり、
空気を読んだり、打たれ弱かったりする人が自分で自分の心を守るための方法が書かれています。
繊細な人でも世の中を楽にいきられるように様々な方法が書かれていて少し楽になりました。
日本人は特に周りに合わせることが多いので、共感する人が多いと思います。
Posted by ブクログ
エンパスという概念は初めて知ったが納得の嵐
特に知覚のオーバーロードでしんどくなる部分、
職場環境においてのストレスの多くは
これだったのでリモートワークになって
その部分が大きく快適になったことは
とても助かった
メソッドは割と繰り返しなことも多いが
とにかく自分のリカバリー方法を知ること、
なんの知覚にオーバーロードしやすいか知り
対処すること(対処できる自信を持つこと)、
境界線を引くこと。
エンパスである自分を肯定すること。
もちろん他者も。
あとは自分のなかに解決していない課題があると
それと似た(負の)エネルギーを吸収しやすい
との話にはちくり。
すべてを共感性のせいにせず、
生きやすくなるよう向き合うことも必要なのだな。