あらすじ
仕事人生に悩むすべての人、必読! うつも左遷も経験したYahoo!アカデミア学長が明かす「自分の可能性を最大化する働き方」とは? 多くの若者と話す機会を持つ著者は、最近、「やりたいことがない」「このままでいいのか焦っている」といった、キャリアの悩みを彼らからよく聞くという。しかし、著者はこうした悩みに対して、常にこう答えている。「やりたいことなんて、なくていい。それより、目の前の仕事に、一度全力でぶつかってみよう」。なぜなら、やりたいことなんて何一つなかった著者自身が、足元の仕事に120%の力を注ぐことで、想像もしていなかった楽しいキャリアを歩めたからだ、という。本書は、そんなやりたいことがない、普通のビジネスパーソンでも、「心から納得できるキャリアを歩める」。たった1つの方法を、著者自身のキャリアヒストリーに沿って、伝授する1冊である。読めば、将来の不安と焦りがなくなり、勇気が湧いてくること間違いなし!
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Posted by ブクログ
やりたいことがなくていいという言葉に救われる人は多いのではないだろうか。経験をつむと見える景色が変わるというし、目の前のことを全力ですることで舞い込んでくることに向き合っていくのもとても素敵なことに思える。さまざまなチャンスを手にする人は運がいいともいえるけど、運を引き寄せるのはきっと自分。目の前のことをするというだけで、道が拓ける感じで明るい気持ちになれた。
また、生きていくうえで助けてもらえる力(応援してもらう力)は本当に必要だ。信頼される人とは、相手に貢献、長い目での目的をもつ。リーダーシップとは意思決定をすること、意思決定は信念に基づいて。リーダーの大事な要素が「マインド」というのも勇気をもらえます。リーダーには資質、能力が必要なのではと考えるから、私にはリーダーはできなそう、自信がないとなるが、「マインド」は経験が少なくても持つことが可能(信念は、意識されていないだけで、だれにでもあるそう)。そして、「マインドをもって行動し、振り返って気づきを得る」というサイクルを回すことがリーダーシップと自己の成長のポイント。
私の信念とは?を考えるには、自分が大切にしていることを考え続ける。譲れない想いとも言い換えられる。
過去にとらわれても仕方ない、未来を見よという考え方もあるが、伊藤さんの考えは違う。ヒントは過去にある。だから徹底的に振り返ってみよう。信念に気付くから、こうありたいという未来がわかる。
読み終えて、自分は変われるって信じたいと思った。目の前のことに120%の成果を出すことを目指しつつ、過去から自分の信念を導き出してみたい。
Posted by ブクログ
【1.読む目的】
・正直なところ、何かやりたいことがあるだろうか?というと『ない』のが本音
・そんなときに出会ったキャッチーなタイトルの本(かつ『1分で話す』の著者)いうことで、なぜ著者は『やりたいことなんてなくていい。』と述べるのかを知りたい。
・ここから自分のやりたいことや、生き方を探すヒントやチップが少しでも見つけたい。
【2.気付きや気になった点、面白かった点等】
・やりたいことがなければやるべきことをやりできることを増やせ(willがないならmustをやり、canを増やせ)
・全体的に筆者の実体験から帰納的に物事が述べられている本。
・アホだと思われるくらいの自己開示が必要→人からの応援につながる。
・他者はリスペクトしつつ、徹底的にパクれ(そしてびびるな、常にフラットで)
・相手に貢献し、かつ会う目的意識を持つ
・リーダーに必要なのはスキルではなくマインド
(アクションとマインドのサイクルを回すことが大切)
・信念に基づく意思決定と行動が大事
・自分の経験をもとに我が事を、語れ
【3.感想】
・社会的に成功している筆者が自分の体験談を元に記した本で、共感する部分や参考になる部分が多かった。
・確かに、人は何かを知ること経験することでしかその先を考えることはできない。なのであればできること、やるべきをたくさんやり選択肢を増やしていくことが大切。
・どれも簡単なことのようだが、いうは易し、行うは難き。少しずつ実践してみようと思う。自己開示が多い人は愛される(それがネガティブなものでなければ)は周りを見ててもそのとおりだと思う。アホになろう。
・色々な他の本に共通するチップも多いように思った。
Posted by ブクログ
- 著者のキャリアはやらなければならないことを積み上げた結果、結果的に色々と形になってきている。元から大きな目標を掲げていたわけではない。Connecting the dotsに近い。まず仕事を120%やれば、後でできること同士がつながってくる。
- 考えて計画を立てて行動が伴わない人には良いメッセージ。まず目の前のことを目一杯やれということ。仕事に逃げるべき。
- 具体的にやるべきことはインプットとアウトプットを回していくこと。
- 人から応援される人になること
目の前のことをやるだけなら簡単だが、どうやら先々に役に立つような頑張りを意図的かそうでないかはさておき実施することがポイント。仕事の考え方の軸として持っておくべきこと。