あらすじ
「ねこを好きなの、バレてるぜ」
NNN(ねこねこネットワーク)がこの猫、あなたに託します。
笑いも涙もまたたびとともに呑み込んで――猫生は案外ハードボイルド!
CIGAR BAR「またたび」に集まる、ワケありの野良猫たち。話題は「どこの家の人間が猫好きか」。そう、ここはNNN――ねこねこネットワークの情報交換の場だ。野良猫の幸せを目的に、人間に猫を斡旋する、猫による猫のための組織。中心メンバーのちぎれ耳と片目は、困っている猫をなんとかして救ってやりたいが!? 涙がとまらない、せつなくも優しい猫の世界。NNNが今宵も肉球を派遣します!
KORIRI・装画
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
最高に良かった!
猫の目から見た「人間」を題材にしているが、人情味(猫情味?)を感じる。
泣ける小説。
最後の最後で、猫と人間との絆を感じた。
Posted by ブクログ
タイトルに惹かれて。
猫が主役のほのぼの話かと思いきや、猫視点で野良猫生活の厳しさや、人間のエゴに振り回される猫たちの様子も描かれていて、フィクションながら猫と人間の共生について改めて考えさせられた。
最終章の「片目」の話は大号泣。
全編通して、うちの猫ちゃんたちは「元飼い猫」なんて肩書きには絶対にしないぞ。と心に誓った。
Posted by ブクログ
表紙のイラストからコミカルなほのぼのとした話かと思ったらハードボイルドだった!
クスリと笑う場面もあるが同時に無力感とやるせなさも感じてしまう。
現実は厳しい…。
Posted by ブクログ
猫がシガーバーに集って葉巻(またたび)を吸っているという描写を挟みつつ、それでも描かれている猫の世界はリアルです。猫好きと猫の甘いだけのストーリーではなく、生と死が隣り合わせの世界であることをちゃんと描いています。色物っぽいタイトルですが、ちゃんと骨のあるお話です。
Posted by ブクログ
表紙の絵よりも普通の野良猫のイメージだけど、バーに行くと表紙のイメージに変わるから不思議。
野良猫の生態というか、猫って実はこんな感じでいるのかもって思うと面白かった。
最近子ども達が猫おじさんのテレビをよく見ているから、実はこの本の方が近いものがあるのかもと思った。
Posted by ブクログ
猫好きの末っ子の本棚から借りる。
「どうけい」ではなく「しょうけい」とカナを振って欲しかった。
あとクライマックスでの「ちぎれ耳」と「片目」の取り違い、校正に問題有り?
Posted by ブクログ
猫達の日常、猫達の生活。
猫好きをこっそり調査して飼い主を探すという
本当にあったら面白そうな活動です。
猫のための事件を解決してみたり、猫の生活のため
あちらこちら活動してみたり。
そんな、ほんわかした話でした。
が、きちんとした現実もあるわけで。
無責任にやっているとこうなる、という教訓も。
いやでも近所の人、嫌いなのはいいですが
厭味ったらしく言うのはどうかと。
それくらいする人でないと、言わない、というのも
あると思いますが。
Posted by ブクログ
かわいいねこの話だと思っていたら、厳しいねこの世界の話でした。
よく家の庭に野良ねこが来ますが、あのねこも厳しい世界を生きているんだなと思いました。
バーが出てくるのが面白かったです。
中途半端に餌付けされた子ねこの話を読んだとき、私は野良のねこに餌をあげてはいけない本当の意味を知りました。中途半端に情けをかけるのは厳しい世界を生きる者に対して失礼なことだと思いました。
全てのねこが幸せに生きることのできる世界にいつかなるだろうか。