あらすじ
北の大国へ嫁いだアンジェリーナ。夫となる神王ミハイロは、美しくも孤独な少年だった。幼い頃辛い目に遭った彼の凍てついた心を癒やしたい。献身的に接するうちに少しずつ距離が近づいていく。舌先で敏感な場所を執拗に舐られ、蜜に濡れた身体の奥を熱い楔でかき回される。「好きなだけ感じろ。おまえは俺のものだ」年下夫の剥き出しの独占欲に胸がきゅんきゅんと高鳴って……!
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アンジェリーナとミハイロ神王の最初の出会いはかなりハラハラさせられたのに、気がつけば、しっかり気持ちが通じ合っていて、他の臣下にたいする態度まで軟化させてしまうし、愛し合う二人を見ているのが楽しい。
だからこそ、突然いなくなったアンジェリーナを探して必死なミハイロ神王の気持ちを思うと苦しくなる…。
最後はちゃんと皆と和解できて本当に良かった。
Posted by ブクログ
小国の末の姫であるヒロインは北の大国へ嫁ぐこととなる
若くして王となった彼の肖像画を見て一目惚れしたのだ
どこか孤独で寂しさを思わせる眼差しに釘付けになる
深い傷を負ってしまった彼の心を溶かし癒したいと距離を縮めるヒロインに彼は─
私の推し作品『超お堅い近衛隊長が、こんなにデレ甘絶倫だなんて聞いてません!?』のスピンオフ元にして、花菱ななみ先生のデビュー作
Rシーンの細やかな描写に終始ドキドキした
不意に見せる年下ヒーローの余裕のなさが可愛く、ヒロインの明るさと包容力に彼が次第に心を許していく姿も良かった
可愛い二人
家族全員惨殺されて一人だけ生き残ってしまったら、そりゃ人間不信にもなりますわな。でも、ヒロインが嫁いできてからちょっと変わってきましたね。
お話としてはちょっとばかりハラハラすることもありますが、この二人の仲睦まじいその後を見てみたいと思いました。
また読みたくなる作品
タイトルはイマイチだけど、お話が上手い!
アンジェリーナとミハイロが初々しく、少しずつ気持ちが歩み寄る様が上手く描けていて、スンナリ世界に入って行けます。
ヒロインのアンジェリーナは包み込むような優しさと少女のような好奇心の持ち主で、ミハイロの人間不信を溶かしていくのです。この作家さんは登場人物を魅力的に描くのがとても上手いです。
ストーリーの世界観はそんなに大きくないけども、ロシア風な文化や、料理やお茶、風習が背景に見れて、登場人物も人間味があって、大好きな作品です。
孤独な王と可愛い花嫁
政略結婚したヒーローとヒロイン。少年期に謀反により家族を惨殺された孤独な王と、異国から嫁いできた明るく素直なヒロイン。ヒロインが心を閉ざしているヒーローを少しずつ癒していき、お互いの心が近づいていく過程が描かれています。ヒーローが初めての女性であるヒロインにがっつきまくるのも微笑ましい(笑)まぁよくある話ですが、丁寧な文章と本作がデビュー作ということで期待を込めて星1つプラスです。
何度も挫折しそうになりながら読了。
ヒロイン、食っちゃ寝食っちゃ寝してるだけで、全然働かない。王妃なのに。
ヒーローはせっかくの年下夫なのに、いまいち良さが出てないと思う。
つまり、あまり好みではなかった。
思う所あり
アンジェリーナの明るくて健気な姿はとても好ましいし彼女の存在のお陰でミハイロが過去のトラウマから向き合い克服できたのは良かった。でも王妃として軽率な行動が気になる箇所も。他にも「ん?」と思う所もあり似たようなラノベを良く読む私にはハッピーエンドとは言えモヤモヤが若干残る物語だった。