【感想・ネタバレ】女のキリスト教史 ──「もう一つのフェミニズム」の系譜のレビュー

あらすじ

キリスト教は女性をどのように眼差してきたのか。ミートゥー運動に象徴される、現代の「男女同権」を目指すフェミニズムとは異なり、ヨーロッパにはカトリックを起源とする「もう一つのフェミニズム」の水脈があった。聖母マリア、マグダラのマリアに始まり、中世修道院の女性たち、異端として処刑されたジャンヌ・ダルク、国と宗教を超え崇敬される現代の聖女マザー・テレサまで、キリスト教における女性への差別と崇敬の歴史を明らかにする。

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Posted by ブクログ

魔女から修道士についての部分が難しかった…フランスの歴史的知識があるとより良い理解につながるかと思います。

ピューリタン系キリスト教社会価値観の中で育ってきた自分としては、カトリック価値観から見たピューリタニズムについての記述は良い気付きとなる。

イエスの中に母性を見るというのも私にとってはとても新しい観点。

新たに学んだカタカナ。
     エクスタシスに対する「エンスタシス」
     フェミニズムに対する「フェミノロジー」





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2020年02月14日

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