【感想・ネタバレ】機動戦士ガンダムF90FF(6)のレビュー

あらすじ

宇宙世紀0115年ーー独立部隊「ファステスト・フォーミュラ」が戦場で遭遇した新たな勢力AEのウジャト・アイズ隊、そして所属不明のMSA-0120……。シルエット・フォーミュラ計画にもつながる第6巻!

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F90ワールドの集大成

本作は全く新しい宇宙世紀ガンダムの外伝作品でありつつも最大の特徴はこれまで宇宙世紀ガンダムの所々で登場したガンダムF90に関するあらゆる要素を拾っている点だ。
最新刊でも知る人ぞ知るF90のライバル機MSA-0120が登場したりアクシズ落としのシーンではF90と関わりを持つキャラが総出演していたりと、F90を追いかけているファンならばニヤリとする仕掛けが満載。ガンプラの販促的性質を持った作品でありながらここまでファンサービスを違和感少なく盛り込む構成の妙には唸らされる。
一方でその反動か肝心の本編の印象が薄くなりがちなのが勿体ないところだがおそらく読者の少なくない割合はファンサービスの方を求めているであろうことも皮肉か。

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2022年04月01日

Posted by ブクログ

マフティー動乱からF91までの宇宙世紀の狭間に位置しているF90FFの物語。OMの予備知識があれば、もっとすんなり流れが把握できるのだろうか、というのは読み始めた当初から感じていることです。そこを知らないから楽しいのだけど、一方でファンサービスの小ネタを楽しみたいという感覚もある。

ディルたちFF隊に絡みついている陰謀のきざはしがちらほら見えてきている6巻。結局のところ、ニュータイプを待ち望む人々はいなくなることはなく、戦争の道具として使われてしまうという結果は、変わりはしないのかな。

巻末おまけのメカニック座談会が楽しい。
アメトーークの「〜芸人」が楽しいのと、同じです。いい大人が脇目も振らず夢中になっている様は愉快なものです。揶揄する気持ちでなく、愛でる感覚。
大人がはしゃぐ姿は、愉快痛快なものです。

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2022年04月09日

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