【感想・ネタバレ】校則なくした中学校 たったひとつの校長ルール ~定期テストも制服も、いじめも不登校もない!笑顔あふれる学び舎はこうしてつくられた~のレビュー

あらすじ

尾木ママ絶賛! 話題の中学校長、初の著書。

いじめや校内暴力が消え、平均学力や有名校への進学者数も区のトップレベルに――私立中学進学率の高い東京・世田谷にあって、「越境してでも行きたい」と人気の公立中学は、現場叩き上げの校長が“子どもたちから教えてもらったこと”で紡ぎ出した、笑顔あふれる学び舎だ。
同校の目標はただ一つ、「すべての子供たちが3年間を楽しく過ごせる」こと。
子どもたちが自ら考え、導き出した「やりたいこと」を実現させるために、教員らは最大限サポートをしていく。
そうしてたどり着いたのは、校則や定期テスト、チャイムの廃止、服装の自由化など、普通の中学校では“当たり前”とされることからの解放だった。
注目を集めるインクルーシブ教育や学びのユニバーサルデザイン化、非認知能力を伸ばせる環境、すべては“まず理論ありき”ではなく、子どもの特性を踏まえながら、必要に応じて導入された。
不登校への取り組みや部活の改善、さらには教員のあり方の見直しまで、なぜそれが必要なのか、過程や理由も、初めて明かされている。
大切な幼少期の子育て術をはじめ、難しい思春期特有の家庭教育のヒントも満載。新しい教育の書になっている。(2019月11月発表作品)

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Posted by ブクログ

ネタバレ

とてもよい。こういう本当に子どもに良いことを模索する人、しかも力を持ってる人が、どれくらいいるんだろう。この校長先生が好きになった。

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2022年02月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

生徒が安心して中学校3年間をどうしたら過ごせるかということに重点を置くと学校経営がこうなる。
一度勤めてみたい。

校長視点で書かれており勤めている教員視点からの意見も欲しいところ。
定期テストがないことでの弊害(テスト休みがなく教員の平日の休みがとれない。部活顧問は定期テストの期間が唯一体が休まるのに)とか、付随する成績処理をどうしているかなど。。
管理職視点ではなく現状での教員視点のメリットデメリットなどが欲しい。廊下のフリースペースの対応で教員の空き時間はあるのかなど。

このレベルでの実践だと総合の時間は必要ない気がしてくる。

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2020年01月31日

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