【感想・ネタバレ】権力の日本史のレビュー

あらすじ

誰が一番偉いのか? 何故みんなが従うのか??
なぜトップが責任をとらないのか???
この国を動かす権力のリアルに迫る!

将軍よりも執権よりも「家長」が強かった鎌倉幕府。上皇が複数い
たら誰が一番偉いのか? 実力で抜擢すると貴族の人事は荒れる?
日本史の出世と人事をつぶさに見ると、そこには意外な法則が!
人気歴史学者が解き明かす「この国の権力のかたち」。

出世と人事は何で決まってきたのか?
・上皇、女性天皇を生んだ「権力抗争」
・戦国大名の家柄をチェックすると
・「令和」がなぜいけないのか?
・貴族が悔しがる「超越」とは?
・僧侶の世界も家柄次第
・父が強すぎる武家の論理
・明治維新は特異な「実力主義」革命だった ほか

※この電子書籍は、2010年に文春新書から刊行された『天皇はなぜ万世一系なのか』を大幅増補し、再構成した新版を底本としています。「天皇と上皇どちらが偉いのか」「女性天皇を日本史から考える」「令和という年号への違和感」を新章として書き下ろしました。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

p.24 「トッドの家族理論」
核家族→直径家族→共同体(家父長)家族

p.31 「氏」から「家」へ
フジワラ”の”みちなが
ミナモト”の”よりとも
  ↓
アシカガタカウジ
オダノブナガ

p.77 院主は世襲?
叔父から甥へ

p.159 世襲はすべての基本
まず徳行。徳行が同じなら才用ある人。才用が等しかったら労効ある人。・・・その順番で官人を任用すべし・・・。

p.172~173 武士とはそもそも何だろう
十世紀ごろ、・・・国司が主催する「大狩」、、、。・・・任期中(4年)一度きり。・・・この大狩に正式に参加する人々、彼らこそが、武士である。

p.232 「官と民」の対立の萌芽・・・
明治政府は・・・
天皇を前面に押し出した・・・
「天皇(原理は世襲)ー官(原理は才能)ー民(原理は世襲)」とすることにより・・・対立の図式は避けられる・・・。

p.241~p.243
①万世一系は明治維新において強調された・・・。
②日本は・・・、もう無理やりアイデンティティーを強調する必要がない・・・。
③さすがに天照大神や神武天皇の物語は・・・神話であると多くの人が認識している・・・。

p.244
世襲で発言力を得た政治家が・・・、せっかく明治維新が作りだした官僚機構をつぶしてしまって良いのでしょうか。

p.247
物事を多面的にみる複眼を養うには・・・。・・・分離融合の諸学問・・・。

p.248
世襲と才能を徳の名のもとに止揚する。


歴史に興味のある私のとって、とても興味深い一冊でした。

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2025年09月27日

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