あらすじ
「ニンバスと負の世界」「この宇宙に愛を」など、長らく絶版になっていた作画グループ時代の超人ロックを、キング連載40周年記念で刊行します!ファン入手必至のレア本です!
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Posted by ブクログ
肉筆回覧誌というらしい。
同人誌を郵便で回し読みするという今だとまずあり得ない発想だが、そんな場所で超人ロックは生まれた。
支持を受けてその後商業誌掲載、そして少年キング誌上での長期連載。
999の後釜としてキングを最後まで支えたと聞いたが、その後も色んな雑誌で掲載され、作者も一時死にかけるほどの大病を経験してそれでも復帰してと不死鳥のような存在だった。
そのストーリーは無限に拡大され続けたのだが、実は最初のラストというかこの物語のテーマというか、結論自体は同人時代最初から既に描かれている。
それが1stエピソード「ニンバスと負の世界」、2作目である「この宇宙に愛を」の連作。
この2作は新銀河連邦時代の話、「エネセスの仮面」「ライザ」は旧銀河連邦時代の話。
後になされたキングでの連載で地球から旅立った人類が銀河連邦を設立し、そして崩壊して銀河帝国時代、それもさらに崩壊して新銀河連邦の時代が訪れると、1000年規模の物語が紡がれることになる。
ライザにちらっとだけ登場しているニアに関しても、後に長いエピソードが描かれることになったりする。
しかしやっぱりロックの結論はここに還ってくるんだろうなというのが自分の結論。
そんな感じで作者のライフワークになったエスパーロックが膨大な年月を生きる物語だが、長い間同人誌としてのみ刊行されていたエピソードが復刻されていることを知って手に入れてみた。
一応作画グループが出していたものも持ってはいるのだが。
内容的にはやっぱりかなり古いし、部分部分で難解だったりもするが、確かにここからロックが始まって、そして広がっていった最初の物語なので、入手しやすくなったのは嬉しい話。
同人作家の先駆け
なつかしーなつかしー昔
小学六年のとき超人ロック知りましたナウシカと同時上映の映画
ナウシカのが話題になってムカツク仲間はずれと苛めの真っ只中唯一の救いでしたわ王子様
Posted by ブクログ
#日本SF読者クラブ 本書のトビラに「SFファンとそうでない人に」とある。超人ロックの幻の第1作「ニンバスと負の世界」が収録されている。