【感想・ネタバレ】反日種族主義との闘争のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

韓国では反日教育がなされているような印象をもっていたがなぜそうなのかについて今まで以上に得心がいく本であった。
よく知られるように竹島の領有問題もある時を境にして韓国は主張するようになったし、徴用工も慰安婦もあるとき以降である。ここで問題なのは自発的に慰安婦となったのか、日本の工場で働いたのかということが争点となる。仕方なくとか強制されてという側面もあったようだ。しかし、時代の倫理も貧さの背景も今と全く違う状況で判断するのは難しい。
 そういったことを念頭において、この本はできるだけ実証することで、資料を探し、インタビューをして、いま韓国で言われているような日帝時代の弾圧、虐殺、圧政のようなことはやや現実よりひどく言われているのではないかということである。
 この本は前作の出版語、前作を批判した人たちの反論に再反論するといった本なので前作を読みたくなりました。
 朱子学の考え方が江戸幕府と李氏朝鮮でだいぶ違うことも面白かった。

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2021年06月23日

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