【感想・ネタバレ】反日種族主義との闘争のレビュー

あらすじ

日韓関係に破綻をもたらした大法院(最高裁)の判事たちは、恥を知らなければならない――
韓国の歴史認識を徹底批判、日韓両国で大ベストセラーとなった『反日種族主義』。寄せられた批判に答える!

『反日種族主義』には、韓国内から強烈な抵抗と罵倒が寄せられた。
第二弾となる『反日種族主義との闘争』は、降り注いだ批判に誠意を持って答え、
あらためて5つのテーマで韓国に根付いた「嘘」を実証的に明らかにする、刺激的な歴史書だ。

・慰安婦強制連行説に対する再批判――強制動員拡大解釈の問題点
・日本に行ったらみな強制動員なのか?
・韓国大法院の判事たちは恥を知らなければならない
・国際社会を説得できない独島(竹島)固有領土説
・日本の植民地“支配”ではなく、移植された“制度”が近代化をもたらした

第1編 日本軍慰安婦
第2編 戦時動員(強制徴用)
第3編 独島(竹島)
第4編 土地・林野調査(収奪論)
第5編 植民地近代化

特別寄稿 作られた中国の反日感情

解説 久保田るり子(産経新聞編集委員)

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Posted by ブクログ

ネタバレ

韓国では反日教育がなされているような印象をもっていたがなぜそうなのかについて今まで以上に得心がいく本であった。
よく知られるように竹島の領有問題もある時を境にして韓国は主張するようになったし、徴用工も慰安婦もあるとき以降である。ここで問題なのは自発的に慰安婦となったのか、日本の工場で働いたのかということが争点となる。仕方なくとか強制されてという側面もあったようだ。しかし、時代の倫理も貧さの背景も今と全く違う状況で判断するのは難しい。
 そういったことを念頭において、この本はできるだけ実証することで、資料を探し、インタビューをして、いま韓国で言われているような日帝時代の弾圧、虐殺、圧政のようなことはやや現実よりひどく言われているのではないかということである。
 この本は前作の出版語、前作を批判した人たちの反論に再反論するといった本なので前作を読みたくなりました。
 朱子学の考え方が江戸幕府と李氏朝鮮でだいぶ違うことも面白かった。

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2021年06月23日

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