あらすじ
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教員のブラック労働、教員採用試験の倍率低下、非効率なシステムなどなど。
ツイッターで話題の“さる先生”が、いま多くの問題を抱えている「学校現場」に一石を投じる。
教師として、あなたのミッション(使命)は何ですか?
教員として豊かに生きるための条件、それは自分の中に確かな「ミッション」を持つこと。
それにドライブされて動く人がたくさん出てくることで、学校教育はもっと面白い世界へと変わっていくはず。
ツイッターで「教師の働き方改革」を提言するやいなやフォロワー数が急上昇のさる先生が語る。
「教育の生産性」を上げた余白が生む、その先の教員の在り方、理想、変えていくべき未来。
さる先生と同じようにミッションを掲げ、奮闘している仲間(教員)たち。いま学校現場で起こっている大きなグルーヴがココにある!
「教育の生産性を上げて、子どもも教師もハッピーに!」というミッションを実現していくために、さる先生が実践している思考法や仕事術も多数公開。
学校業務の効率化を図るテクニックも充実し、これを読めば明日から「定時に帰れる」こと間違いなし。
現役教師はもちろん、教師を目指す学生たちにもぜひ一読してほしい一冊。
学校、教育に関連するすべての人に投げかける、さる先生からの提言を受け止めろ!
【収録内容】
ミッションを持つことで、自分の成長を加速!
第1章 「死ぬ」と思ったら、イシューから始める
第2章 「発信」により、自分をアップデート
第3章 ビジネスマインドを「教育」に取り入れる
第4章 ミッション・ドリブン
●巻末[第2部]では働き方を変える、
「教育の生産性を上げる3つのテクニック」を収録
[特別寄稿]
・“学び”をコントロール ― 葛原祥太先生
・Edtech実装の教室 ― 若松俊介先生
・フリースクールの設営 ― ざるくん(神前洋紀先生)
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
さる先生の言葉のチョイスが好き。誰を傷つけるわけでもなく、自慢ばかりするわけでもなく、クスッと笑ってしまう文を書けるところを尊敬する。きっと、子どもに好かれる良い先生なのだろうなと拝察。
Posted by ブクログ
教員に対して「時間を生むにはどう考えればよいか」を教えてくれる。教育界にあまりなかった「ビジネス」の視点を用いることで。
しかし、ただ自由な時間を生むだけではなく、その時間の使い方も提案してれている。
・ミッションをもった働き方。生き方。
・複業(自己研鑽や社会貢献をする中で収入がついてくるイメージ)をする。
・つながりをもった働き方。また、そのつながり方。
私自身は「教師が成長できる学校」を作るというテーマが少し明確になった。教師が成長すれば、子どもの成長をもっと考えることができる。教師が成長する姿を見せることは子どもにとって大いに学びがある。
Posted by ブクログ
とにかく読みやすい!ただ単に仕事を早く終わらせるのではなく、生産性を上げるやり方がわかりやすく書いてあった。その日にテスト返却とアーリーショケナーはすぐに実践できそう。
Posted by ブクログ
さる先生の2作目の著書は、1作目が仕事術の話だとしたら、2作目は彼の価値観だといえるだろう。
私が心に残ったフレーズはいかのとおり。
●自分がいなくても回る店を作る店長が優秀
●人間は学んだことを忘れ、同じ過ちを繰り返す
●成功している時ほど、ダメだった時の自分を思い出す作業をしておかなければいけない
●真の働き方改革→子供たちを自立させること
変な体裁を捨てるとともに、もっと子供たちに任せてみる
●経験のある人でも、良くない時期は来るのだ。
●やはり、新しいことをすると浮く可能性が高い
●現場での実践を言語化し、外に発することで、成長を促すブースターになる
●恥はかき捨て。大きな成長がそこにあるなら、それは小さいリスクでしかない。
●誰もがプレイヤーとなれるこの時代は、蓄積された経験よりも、思考センスや行動速度の高い人が自己成長を遂げつつ、周りをダイナミックに変える存在になってきている。
●管理職や仲間へのリスペクトは最も大事。
●小額でいいので、投資をやってみると、市場のプレイヤーになれる。世界の見え方が変わる。
さる先生がもとくら寿司の店長であったことも、彼の学級経営に大きく影響を与えているのだろうなと思った。従業員をいか動かすか、から、児童をいかに動かすかへ。大人と子供で違いはあるが、教師(店長)いなくても回る環境を作るという点では同じなのだろう。
またツイッターはなどのSNSでのアウトプットは自己を成長させるというのも面白かった。
さっそく私もツイッターを始めてみたが、様々な情報を得ることができ、確かに使い方によっては自己を成長させるきっかけになり得るだろうと思った。
私はこの本を読んで、さる先生のように取り組みをtwitterで呟いていこうと思う。そうやっていろんな情報をとりいれながら成長していきたい。