感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2020年07月09日
3年前にクリスマスの木を探しに家族で車に乗って雪山へ行き、5歳の娘が外に出て…そして消えてしまった。その子を探して欲しいと両親から子供見つけ屋のナオミの元に依頼がある。
誰も信じず、あらゆる可能性を考え調査して行くナオミ。
どんな形であれ子供を見つけるまで、彼女は諦めない。
Posted by ブクログ 2020年02月07日
ナオミは行方不明になった子供を探すスペシャリスト。今までに何十人も発見した。三年前に消えた五歳の女の子の捜索を依頼され、故郷のオレゴンの山を探索する。自身も行方不明になった経験があり、それも描かれる。
たった一人を探すだけの話(プラス他の話も少しある)なのに、読ませる読ませる。社交的ではない主人公...続きを読むの内面、トラウマ、美しいオレゴンの自然。おぞましい話が静謐に描かれる。ナオミは北欧ドラマ、「THE
BRIDGE/ブリッジ」の主役、サーガ・ノレーンを連想させた。
次作ではのナオミ自身の行方不明事件の詳細が明らかになるらしい。ぜひ読みたい。
Posted by ブクログ 2020年02月02日
行方不明になった子どもを探すプロ「チャイルドファインダー」のナオミは自らも過去に何らかの事件に巻き込まれた経験があり、それをはっきり思い出せないでいる。ナオミが雪山で行方不明になった女の子を探すと同時に自分の過去も辿る物語。犯罪に巻き込まれる子どもたちがテーマになっているので話が重いが、読む価値があ...続きを読むる。被害者と思われる少女の視点から語られるストーリーは、傷ついた人が生き続けるためにとる行動そのものだと感じた。犯罪被害者の気持ちに全く寄り添えずに「被害者が笑うはずない」とかのたまってる人たちに読んでほしい。
Posted by ブクログ 2020年04月08日
美しい文章で主人公が素晴らしく、感動的なお話しなのだが…辛過ぎる。作者はジャーナリストということを考えるとさらに辛くなってしまう。
続編で主人公の伏せられた過去が明かされるということで、読みたくもあり、でも辛いことは必至なので迷うなぁ。