【感想・ネタバレ】本バスめぐりん。のレビュー

あらすじ

種川市の移動図書館、「本バスめぐりん」に乗り込むのは、六十五歳の新人運転手テルさんと図書館司書ウメちゃん、年の差四十のでこぼこコンビだ。返却本に挟まれた忘れ物や秘密を抱えた常連の利用者……。巡回先でめぐりん号とふたりを待ち受けるのはいくつもの不思議な謎?! 3000冊の本でつながる思いを載せて、移動図書館は今日も走る。書店員、編集者、記者などを主人公に「本の現場」を描く著者の新たな舞台は、本を届ける図書館バス! ハートフル・ミステリ全5編。/解説=森谷明子

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Posted by ブクログ

ネタバレ

大崎梢氏の本を巡るストーリー。
もうそれだけで嬉しくなって表紙買い(笑)

さらさらと書かれたように見えてしまう文章なのに
ひとつひとつのエピソードが考え抜かれた展開で
必ず素敵な結末を迎えている。

テルさんが少しうらやましいのは
あと3年で教員生活も一区切りを迎える私が
学校ではないどこかで、教員ではない何かの仕事で
自分の生き方を見つけたいと思っているからだろうか。

さらさらと読んでしまって後悔しきり。
まだまだめぐりんのそばで本を選んでいたかった。

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2019年12月23日

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