あらすじ
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
Scratch(スクラッチ)はプログラミングを学ぶのに最適なツールの1つですが、本に書いてあるとおりをなぞるだけでは、プログラミングを学んだことにはなりません。本書は、「なぜそうなるのか」「どんなしくみで動いているのか」を丁寧に説明して、それを理解したうえで操作して実際の動きを確かめる、という構成になっています。そのため物事を順序立てて考える力や応用力が自然と身につきます。
本書の5つの特長
1.ちょうどいいボリューム
「分厚い本だと読み切れるか心配」という声にこたえ、コンパクトながらも適度な達成感が得られるほどよいボリュームになっています。
2.子ども1人でも読み切れる
漢字にはすべてルビがふってあります。また、パソコンの基本的な操作も解説してあるので、パソコン操作に不慣れな子どもでも1人で読み進められます。
3.くわしい手順解説
すべての操作手順を紙面で再現しています。そのため、本に書いてある通りに操作するだけで、必要な知識やテクニックが身につきます。
4.なぜ?がわかる
各項目ごとに、狙いやゴールを示しています。何のためにその操作を行うのかを把握したうえで読み進められるので、理解が深まります。
5.動画で操作をフォロー
本書の操作内容を、動画でも確認できます。動画へはQRコードですぐにアクセスできるので、紙面とあわせて効率よく学べます。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
年長の子どもが初めてマリオのゲームをやって、
ゲームが楽しかったみたいなので、
「どうせならゲームを作ってみない?」ということで、
スクラッチの入門編を本屋で探してきて、本を見ながら一緒にやりました。
さすがに、平仮名が読み始めたばかりの幼稚園児には、
この本を一人でやり切るにはハードルが高いですが、
親が横について一緒にやれば、まなぁんとかなります。
とは言え、この本をちゃんと理解するには、
中学校で習う座標の概念や高校で習う物理の重力の概念を
しっかりと理解していないと分からないはずなので、
本に書いてある通り、プログラミングを真似してみて、
意味は分からないけど、何となくの雰囲気を掴むというところでしょう。
多分、プログラミングをブロックを組んでいくイメージで考えている様子。
PCやタブレットを使うのもほとんど初めてのような状態だったので、
子どもにとってはPCなどを触るよい機会になりました。
2年生のお姉ちゃんは、一人で本を見て、その通りに真似しているので、
小学生くらいになれば、一人でもできるのでしょう。
この本にはふり仮名がちゃんとついているので、助かります。
(できれば、スクラッチの画面も平仮名版のスクラッチでやって欲しかった。)
これくらいの年齢なら、あまり細かいロジックなんかは置いておいて、
PCが使えたり、何かが出来上がるってこと自体が嬉しいでしょうから、
物を作る楽しさを体感してもらえれば、って感じでしょうか。
7日間分の薄い本ですし、最初の一冊としてはちょうど良かったです。
(逆に子供はハマってしまったので、あっという間に終わってしまいました。。)