あらすじ
一七八九年にはじまる十年間は、フランス人が世界史の主役を演じた時期であった。フランス革命は近代のあらゆる革命のモデルであり、それはまた、人間の強さと弱さ、美しさと醜さを同時にふくんだ壮大なドラマであった。簡潔な記述によってフランス革命の世界史的意義を明らかにしながら、ナポレオン登場までの全過程をとらえる。
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Posted by ブクログ
フランス革命のひとつの視点での記述。
いろいろな文献を紹介しながら、解説している。
ケネー「経済表」
ディドロ「百科全書」
ルソー「人間不平等論」「エミール」「新エロイーズ」「社会契約論」
匿名「第三身分とは何か」
桑原武夫「ルソー研究」
巻末にフランス革命人物略伝とフランス革命略年表があるのは便利。
参考文献として一覧がないのは少し残念。