あらすじ
エビフライ、天ぷらなど、一人平均で年に七○匹。世界一のエビ消費国・日本は、その九割を輸入に頼っており、エビはいまや輸入食品の中でも首位の座にある。だが、一体どこでどのように獲られているのか。インドネシアでトロール船に乗り、台湾で養殖の実情を見るなど調査を重ねてきた著者が、日本とアジアとの知られざる関係を語る。
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Posted by ブクログ
地産地消とかフードマイレージという言葉が気になったので、古いけど何も読まないよりは。
と思って手にとった一冊。
日本人が大好きなエビ。ではそのエビはどうやって私たちのお皿の上にくるのか?
昔はめったに食べられなかったのに、今はなぜこんなにも簡単に手に入るのか?
どういう人が働いていて、どんな形で獲られていて、どんな形で運ばれてくるのか?
を生産者や中間業者に直接コンタクトを取り、生の声でその全貌がまとめられています。
読んだあとは、お皿の上のエビについて深く考えてしまいました。
このまま輸入し続けていいのか?って。
30年前にこの事に危機感をもって調べた著者がスゲーです。