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Posted by ブクログ 2013年03月08日
これを読む前に「バナナと日本人」が先ですが、この本を先に呼んだので紹介。
エビの本ですがエビの本ではありません。
1970年代から資本主義によるグローバルな経済が行われていたと実感できます。
エビを獲る人々
エビという生き物
エビを育てる人々
エビを加工する人々
エビを売る人、食べる人
197...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年01月15日
エビにまつわる色んな話。
これが資本主義だ!ってことがよく分かる本。
日本のエビ産業(国産98%)が自由化でいとも簡単に、外国産87%に変貌していく様子や、零細漁民達が貨幣経済の末端に組み込まれていく様はもはや仕方ないことにすら思える。
一方、エビを輸出する国々にとってはエビ産業が外貨、技術を獲得す...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
日常、何気なく口にしているエビ。日本人はエビが好きだが、どこからこのエビが来ているか考えたことはあるだろうか。限られた人間が口にするエビを供給するために、環境やそこで暮らす人々の生活を破壊している現状を私たちは知らない。何故そこまでして日本人はエビを食べるようになったのかという背景もこの本では知るこ...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年03月23日
エビを介して見える日本の経済と、途上国との関連性。途上国でのエビ漁が現地の人に嫌われていることもあれば、それが逆に現住民の職にもつながっている。そこで、エビの養殖が全ての事象に良いものだろうと思いきや、エビを養殖することで、エビの単価が下がり、途上国での漁での採算が取れなくなり、結果的に失業者が出る...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年04月18日
もともと輸入されているのエビの現状が
とてつもなく悲しいものであるというのは
知ってはいました。
この本に書いてあるのはやはり
想像通りの内容でした。
いろいろと考えさせられるのは
むやみな食というものが
自分たちの首を絞めてしまうということ。
そしてその後に思い知らされるということ。
結局エビ...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年03月14日
エビの種類やエビ業者の話など、その情報量の多さに感心した。著者は上智大教授であり、ジャーナリストではない。このあくなき好奇心と取材力は評価に値する。著者が述べる通り、エビは日本人にとって重要なモノになりつつある。なぜなら、輸入量世界1位であり、またエビが輸入占める割合が1位である(った)からだ。また...続きを読む
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