【感想・ネタバレ】きみが逝くのをここで待ってる ~札駅西口、カラオケあまや~のレビュー

あらすじ

新歓コンパで行ったカラオケ店には、生首が転がっていた。「お客様、もしかして視えてます?」話しかけてきた店長・花宮からここで働くよう誘われた和仁。この店は、この世にとどまっている霊を集めて、あの世に送り出す場所らしい。花宮も「視える」人間のはずだが、常に和仁の傍にいる土色の男の霊については詮索してこない。ここで働くことにした和仁だが…?

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Posted by ブクログ

他の人に見えないものが見える。理解されないのは辛いと思うから、このカラオケ店で働くことになったのは、和仁にとって良いことだったんだろうな。と思う。中々自分から相談できない不器用な和仁だけど、花宮をはじめとした同僚たちが心配してくれるのも大きいし。見えるけど意志疎通のできない幽霊も怖いけれど、人間も怖い。そんなことも思ってしまう本だった。優しい人もたくさんいたのは救いだったけれど。

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2020年09月26日

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