【感想・ネタバレ】虹を蹴るのレビュー

あらすじ

元強豪・央学高校ラグビー部は、いまや勝ちなしの危機に瀕していた。「来るんじゃなかった」倒れた母の代理でラグビー部の寮母になった瑞希にも、覇気のない少年たちにしか見えなかった。――あのプレイを見るまでは。天才肌のスタンドオフ・逸哉と人知れず努力を重ねるウィング・龍之介。心揺さぶられる瑞希。いつしかラグビーへの想いが、三人を変えていき――?

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Posted by ブクログ

ネタバレ

おもしろかった。
龍之介と逸哉のラグビーやお互いにおける気持ちがすごくリアルに描かれていて、瑞希に感情移入しまくってしまった。
終わり方も結局試合はどうなったのか、試合の後はどんな結末になるのか一切描かれずすっぱり終わり余韻がすごい。どんな結末になるのか自分で想像して考えるのもおもしろい笑

最後に逸哉の1番信頼を置ける人で龍之介にパスをだしてほんとに心が動かされた。龍之介でよかった。
最後の描写もすごくよかった。ボールの軌道を虹で例えるのなんて美しいんだろうって思った。ずっと心の中に大切にしまって置きたいような言葉だなって思った。

ラグビーのルールとか簡単に知りたいなと思って読み始めた本だったけど、進めば進むほど物語に引き込まれてそんなのどうでもよくなってしまいました笑

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2021年11月01日

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