あらすじ
わたし、花丸円(はなまるまどか)。
勉強が大の苦手で、特に算数はこの前のテストで7点をとるレベル……。
それでも勉強をがんばってきたのは、だいすきなママの期待にこたえたかったから。
――なのに。
そのママが死んじゃって、心はまっくら。
もうがんばる意味なんてない。
勉強なんてどうでもいい。
「もうこんなもの、いらないッ!」
毎日勉強してボロボロになった教科書を、ゴミ捨て場に投げすてたんだ。
そしたら次の月曜日――。
「自分がしたこと、わかってるな?」
――何がどうしたことか、
捨てたはずの算国理社の教科書が、4人の男子になってやってきた!?
しかも、彼らの寿命は、なんとわたしのテストの点数で決まっちゃうらしくて!?
…え、ってことは。
算数くん、あと一週間で死んじゃうじゃん!
勉強しないと殺人犯!? 前代未聞の【算国理社】擬人化ラブコメ!【小学中級から ★★】
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Posted by ブクログ
男子たちと会って円ちゃんへの責任感が重くなって大変そう
ケイの体が薄くならずにもとに戻ってよかった
なんで一番点数の良かったカンジくんの手が薄くなってるの
Posted by ブクログ
捨てた教科書が、4人の人間になるというところがすごく好きです!
しかもテストで寿命が決まって、ドキドキと、ワクワクが止まらない一冊でした!
Posted by ブクログ
あることがきっかけで勉強が嫌いになった主人公は、教科書を全て学校のゴミ箱に捨ててしまう!すると翌日、教科書が人になって主人公の元にやってきて……!?
面白い&ラブがつまった作品です!!
Posted by ブクログ
私はこれを読んでさらに勉強が好きになりました。読むだけで学べるのですごくおすすめの本です。 このお話は、主人公花丸円の教科書から生まれた男子たち、算数ケイくん、国語カンジくん、社会レキくん、理科ヒカルくんたちが登場。男子達は亡くなった円のママの勉強を続けて欲しいという気持ちで生まれた男子たち。男子たちの寿命は円のテストの点数で決まってしまうという。しかし、円は点数がいつも低くこれでは男子達がいなくなってしまう。もう二度とだれも失いたくないという円の気持ちと円に100点を取ってほしいという男子達の思いでもう一度勉強を始める。男子達から教わると、どんどん勉強の楽しさを知っていく円と男子達と超人気の友情とラブコメのお話です。