【感想・ネタバレ】マッキンゼー ホッケースティック戦略―成長戦略の策定と実行のレビュー

あらすじ

大胆な戦略を立案し
成功確率を高める
戦略策定のニューモデル!
2393社・15年分のデータから導き出した
マッキンゼーの科学的アプローチを公開!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

何かで目にしたマッキンゼーによる戦略本
社内政治の本。興味深い

メモ
・ピータードラッカー、企業文化は戦略を朝食として食べてしまう
・戦略策定における社内政治の影響が存在することを受け入れること、データに裏付けられた外部視点を議論に取りいれられるよう戦略策定の現場を開かれたものにすること
・戦略の現場における内部視点の偏重。外部視点の不在
・ものさしはエコノミックプロフィットであるべきでは。資本コストをひいたあとの総利益額。
・企業の業績=市場効果+企業努力+業界の効果
・戦略を立案する際にはなぜ利益が出るのかを明らかにすべき
・戦略を成功に導く8つのシフトチェンジ
 年次計画→継続プロセスとしての戦略策定
 yesの獲得→真のオプションの議論
 ピーナッツバター型のリソース配分→10分の1の選択
 予算の承認→大胆施策の実施
 惰性による予算編成→リソースの流動化
 サンドバッギング→リスクポートフォリオの開示
 数字結果が全て→総合的な業績評価
 長期的計画→第一ステップの着実な実行

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2022年07月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

企業がホッケースティックのようなカーブで急成長を描くも、リソースの確保や保身を目的とした社内政治、駆け引きによりヘアリーバック(毛の生えた背中)になってしまう。身につまされる内容。しかし警鐘を鳴らすだけでなく、科学的に成長確率を左右する条件(10の条件)を導き出し、戦略策定の現場をどう設計すべきかを説いている。
途中、コンサル会社の戦略(誘導)を感じる部分もあるが、それを差し引いて余りある、重要な示唆に富んだ一冊。

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2021年06月17日

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