【感想・ネタバレ】たそがれどきに見つけたもののレビュー

あらすじ

人生を八十年とし、それを四で割ってみた。四は四季の四である。すると、今年五十のわたしは、秋の真んなかにいた――。どこにでもある日々が、ここにしかない物語に変わる。山本周五郎賞受賞&直木賞候補作『平場の月』の著者による、大人の心に寄り添う、切なく優しい短編集。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

同年代の主人公達の短編集。

『その日、その夜』
孤独死した女性の心を描く。
「尻を出して死ぬのはいやだな」って、私もよく思ってる事だw

『末成り』
愛し合っていたはずなのに、何も言わずに去っていった男のことが忘れられない主人公。
別れを心の中で処理しきれず
「あなたは、まだ、私に答えていません。私はやはり知っておきたいのです」と何年もメッセージを送り続けてしまう。

たとえどんな言葉でも、きちんと終わらせたかったよね。

朝倉かすみさんという作家さんは、私の頭の中を何処かで覗いでいるのかもしれない。

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2020年10月24日

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