あらすじ
笑い、感動、友情、ちょっとだけシニカル。短時間で読めて、ラストにドンデン返し! 累計100万部突破の大人気シリーズ。どの巻からでも、どのお話からでも読むことができる、1話完結の読みきり型。どの話も短いので、朝読にも最適。どのお話にも、ラストに「意外な結末」が。SF、ホラー、ミステリー。くすっと笑える話、ぞっとする話、感動する話。ページにして数ページ、5分程度の時間で読めて、最後に「あっと驚くドンデン返し」。親子で楽しめるアンソロジー。
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Posted by ブクログ
どの話も短いけれども、タイトルどおり最後に意外な結末が待っている。最後が暖かくなるものもあれば、え?っと驚くもの、ゾッとするものと、バラエティに富んでいる。
中でも好きだったのが、酔っ払いの女の子のミステリー体験の「赤くなったリトマス紙」、最後にほっとして、読んでいる人間まで、今からでも頑張れるんじゃないかと思わせてくれる「隣に住む殺人鬼」、思わぬところで命を奪われ、ゾッとすると同時に理不尽や不憫さでいたたまれなくなった「そのときまで」などなど、ちょっと辛めの柿の種とピーナッツを交互に食べているようで面白かった。
他の5分5シリーズも読んでみたい。
Posted by ブクログ
短編集でサクッと読める!
オチが予想ができるのも多々あれど、
基本的にスッキリとした読み味で
電車の中やちょっとした時間に丁度いい!!
恋愛系は割と可愛くて、
ただ『毎日が記念日』はちょい気持ち悪かった笑
『侵入者たち』もいい感じだったのに、
まさかのオオカミ登場で…ハピエンであれ…ッッ
5分後シリーズはまだあるみたいなので、
ぼちぼち読んでいきたいなと思った!
Posted by ブクログ
話の構造も、オチも、世界観も、物語ごとに違う。オチの後にオチがあったり(リトマス紙)、ほっこりエピソードがあったり、救いようのない不憫すぎるオチだったり(そのときまで)。
でも最後に閻魔大王による裁きエピソードがあることで、すべての登場人物が正しく判断されて次の人生が始まる気がした。
好きな話。生と死の間で
絶望が希望に変わる瞬間を見て明るい気持ちになった
こころに残った言葉。毎日が記念日より
「一度冷めてしまったら、もう二度と熱を上げることなんて、できない。仮に、一度冷めてしまったものをもう一度温められても、以前みたいにおいしくはないんだなぁ」