【感想・ネタバレ】計策師 甲駿相三国同盟異聞のレビュー

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Posted by ブクログ 2019年12月21日

武田信玄こと晴信は、戦いと共に調略を好んだ武将でその晴信に仕える計策師、向山又七郎の活躍を描く。
晴信ので命を受け小笠原家に忠義を誓う信濃領主平瀬義兼の調略に敵中出向き義兼の命と引換に和睦の話をつけるも晴信は和睦を決心した平瀬城に夜襲をかけ殺戮を行う、その中に義兼の幼女で又七郎に心通わせた薫も居て死...続きを読むする。この仕打ちに又七郎は計策師の無力を感じ心に傷を負う。
その後、晴信の命を受け甲駿相三国同盟に戦いの無い世を胸に秘めて力を注ぐ姿を描き三国同盟に反対する仇敵勝沼信元と又七郎の師である駒井高白斎と渡り合う。新當流の手練れでもある又七郎は、高白斎と違い物欲は無く酒女好きで近辺を探る千春(くノ一)に幾度裏切られながら危機を乗り越え妻にしようと心を寄せる。三国同盟は先ず穴山家(今川取次)経由で今川義元の宰相大原すうふ(鷲鼻)と交渉して今川の条件として北条氏康の子助五郎と今川の持つ名画交換を引き出す。又七郎は、その条件で小山田家(鼻毛)経由で先ず北条の同盟賛同派の桑原盛正(鼠)と親しくなり北条に身分を偽り助五郎に心通わせる。次に氏康攻略として世捨ての我の強い画人の雪村周継に弟子入りして周継を説得味方に付ける。その後、反対派の松田憲秀(首なし)を交渉攻略し三国同盟の道筋を付けその後、北条、今川其々の賠償金の問題も目処をつけるも金を盗まれ万事休すと思いきや最後の奇策で乗り切る。

武将の影に隠れて調略を生業とした計策師なる人材にスポットを当てた話で特に信玄の調略は有名だったので戦国の戦いとは別の視線で面白かった。

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Posted by ブクログ 2020年03月17日

2020.3.17完了
フィクションとはいえなかなかない視点でおもしろかった。
ただ話が難しい。戦国時代の隠密にありがちな話のややこしさ難しさが幾度かあった。

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