【感想・ネタバレ】秋萩の散るのレビュー

あらすじ

『若冲』『落花』等で注目の歴史小説家、
澤田瞳子の原点

デビュー作にして
中山義秀文学賞受賞作
『孤鷹の天』で描かれた
奈良の世に生きる人々の姿を
活写した傑作集!

【三省堂書店有楽町店 内田 剛氏絶賛!】
本作から澤田文学に触れた読者は極めてラッキーだ。
この著者のエッセンスと最大長所を余すところなく
知ることができるからだ。
歴史ものを書かせたらいま最も信頼のおける
書き手と言っても差し支えないだろう。
(解説より)

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Posted by ブクログ

奈良時代の話。
弱くも強くもある人の葛藤や心底が伺える。
澤田瞳子さんは素晴らしい!
この本を読んでからの「弧鷹の天」お薦めです!

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2021年11月27日

Posted by ブクログ

初めての澤田作品。これが澤田瞳子かという衝撃。一気にファンになってしまった。当時の地名や呼び名を使いながらも、会話や地の文の説明は分かりやすく、何より当時の風景を想起させる巧みな情景描写が物語を唯一無二のものにしている。

本作は聖武・孝謙天皇の時代を描いた5編の短編集。特に2作目の「南海の桃李」がお気に入り。吉備真備と高橋牛養の友情、そして当然だけどあまり意識していない未だ日本の領土でなかった島々をどう統治していったのかの端緒とその難しさが出ている。

0
2019年12月04日

Posted by ブクログ

遣唐使。学生。役人。そして道鏡。

奈良の時代に生きた人たちの
国を思う人生を描いた作品。

争い、裏切り、裏切られ
それでも治世の安寧を願った男達。

0
2021年06月05日

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