あらすじ
広島の大学へ通う柏原玲二(かしはられいじ)が最悪な出会い方をした女の子・磯貝久美子(いそがいくみこ)。彼女は玲二の後輩・米倉奈央矢(よねくらなおや)が偶然再会したという幼馴染なのだった。久美子に恋する奈央矢を玲二も応援していたが、行く先々で玲二は久美子と遭遇し、あらぬ誤解を生んでしまう。さらにはイケメンの医学生も現れて、不運な玲二は久美子の周囲の恋愛模様に巻き込まれていく。気持ちが揺れ動く、青春ラブストーリー。
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元気出ましたぁ
滝沢くんの物語を先に読んでしまったので
久美子ちゃんがあの久美子ちゃんって
最後まで気付きませんでした。恥
物語の解説は最終章にて明らかになる訳ですが
久美子ちゃんのこともそこで気付君なんて、恥恥
そこからの滝沢くんのお話だったんですね。
恥恥恥
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『君に恋をするなんて~』のスピンオフにしてその後である。腹抱えて笑ったし、その逆にも振り切られて情緒が百二十パーセントでおかしくなりそうになった。
前作を読んだ時に感じたのは登場人物の感情を描くのが何よりも上手いな、という事だったが、本作では物語の中でいい事(あるいは悪い事)が起きる予兆だとか、伏線だとか、そういったものまで巧みである。お笑いで言うところの上げて落とす、というところだろうか。下手な作家がこれをやると金太郎飴になりがちだから同じパターンで先が読めてしまって作品が退屈になる。でも、本作の作者の場合はバリエーションが豊富だから「おっ、そう来るか」といい塩梅にハラハラさせてくれる。面白い。
Posted by ブクログ
空気読めよ~玲二!
回りの空気じゃなくて、助手席の彼女の空気感だ、空気感!気付けよ!羨ましいぞ(笑)
「ありえないはずだった」のスピンオフ!
あの久美子が主役♪あの靖貴の魅力に気付いていた素直な良い娘♪幸せになって欲しい!って(笑)
本当の主人公の玲二は、不運な星の下、盛大にフラれた元カノのアパートで、久美子と最悪な出会いをする。最悪な出会いからの、お互いに惹かれ合い、お互いを見つめ合い、気持ちを溶かし合うまでの、王道の甘々恋愛小説♪
あの恵麻も、ちょっと登場、うまく進んでるようで良かったです!
Posted by ブクログ
随分前に読んだ本ですが、おすすめに登録するのを忘れてました。
『君に恋をするなんて、ありえないはずだった』シリーズ、筏かつら氏が書く物語は全て面白いなぁと思う。
おっさんでもドキわくやな(^^)
Posted by ブクログ
表紙の絵は『君に恋をするなんて、~』の絵麻より可愛い。本作は、大学生の恋愛模様ということで、前作の高校生のときのものよりも「純粋さ」が不足しているような気がして少し低めのテンションのまま読み進めたけれど、最終的には久美子の性格に救われた気がする。前作の作りはもっと焦らして焦らしてって感じだったけど、本作はまた違った展開でした。最初の段階の二人の関係から一歩進展したときの気持ちのギャップに若干の違和感があったけれど、現実ってそういうものなのかもしれない。進展するときって、いつの間にか気になる存在になっていて、そのまま突き進むしかなくなる。エピローグのイラストページが、イラストも文章も最高によいです。内容には関係ないけれど、玲二の愛車がRX-7で、直前に読んだ『天久鷹央の~』の小鳥遊の愛車RX-8と微妙に繋がった偶然に驚き。
Posted by ブクログ
先日、千葉に旅行に持って行った。
好きなシリーズだったので、あらすじも読まず信頼買いで積んであった。
このシリーズは千葉県が舞台だから、ちょうどいいね…と、現地で読み始めたら…舞台は広島じゃった。
スピンオフで、前作までとは違う主人公、違うテイストで展開される青春恋愛譚。
ただシリーズものであるわけで、この人とこの人がくっつく話なんだろうなと、見当つけて読めたのでシリーズ物の楽しさも味わえた感じではある。
広島の大学を舞台に、人のいい「先輩」が、色々世話を焼いたのが裏目に出たりなんかしたり…。
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前の君恋のスピンオフって書いてあったけど、初めは全然違う話かと思って読み進められました。
文章のテイストが同じだけど、伏線が違うように感じるので楽しめて読めました。
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なるほど、君恋の続編かーー
いましたね、磯貝久美子、恵麻の親友。
高校卒業してからの展開かーー
でも君恋ほどキュンとはなかったけど面白かったかなぁ
Posted by ブクログ
2021/01/01
このシリーズも3冊目になりました。今回の主人公は久美子…なのか?
柏原玲二は別れた彼女のゆかりに貸したものを返してもらおうと家を訪れて合鍵で入ろうとするとそこに住んでいたのは見知らぬ住人(=久美子)で、そのことがきっかけで彼らの周りの人も巻き込んだお話がスタートします。
前作とは違った玲二の運が致命的に悪すぎるので、作者が後書きにも書いていた通り、「これは無いわ、ていうかさすがに可哀想…」という急展開も面白く読めました。
久美子の描写が結構少なかったので、最後の方に結末がぐっと詰められているような感じがしましたが、全体的にほっこり読めると思いました。
Posted by ブクログ
「君に恋をするなんて、ありえないはずだった」のスピンオフ作品で、磯貝久美子を中心としたラブコメです。広島の大学に通う主人公の柏原玲二は久美子と最悪な出会い方をします。今回の主人公も鈍感でさらに運が悪く、ひどい目に遭ってしまいます。まだすれ違いはマシな感じで、モヤモヤも前作より少ない感じですが、やっぱり、恋のライバルに遠慮したり、本命に勘違いしたり、されたり。ちょっとあり得ないなという設定も受け入れやすく、楽しめました。
前作のみんなも少し登場しますので、それも楽しめました。
誤字があるので、校閲さん、しっかりして欲しいです。
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「君に恋をするなんて、ありえないはずだった」のスピンオフ。前作とは違い、視点の切り替えもあまりなかったためか、彼女の気持ちの行方が余計気になり、ドキドキした。
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「君に恋をするなんて」の久美子スピンオフ。
前作ではクールだった久美子が自分のことになるととても不器用で、なかなか恋が進展しないのを見て親近感が湧いたし、好きなキャラになった。
なかなか進展しない玲二と久美子だけど、後半に一気に進展。最後に久美子が恵麻に対して語る久美子視点の玲二への思い、そして全ての謎が明らかになるのが爽快そのもの。
前作ほどではないけど爽やかすぎるハッピーエンドが心地いい読後感を残す。
Posted by ブクログ
君恋シリーズのスピンオフ作品。
舞台を広島にした恋愛小説。
前回は、サブキャラだった磯貝久美子をヒロインにして、前作とは違った感じがして面白かったです。
磯貝久美の心情のセリフでは、
「ツイてないことがあっても、そこから自分に足りないものをまなびなさいっていうお告げなんだって。
だから、凶だからってダメなわけじゃない。
心がけ次第で、悪いことも良い方に転がしていける。
辛いことがあったって、乗り越えた先にきっと幸せが待っている。」が好きですね。
Posted by ブクログ
「君に恋するなんて ありえないはずだった」のスピンオフ作品。前作の方が好みですが、こちらもキュンキュンして読めました。また前作を読んでなくても問題ないストーリーです。
舞台は広島です!市内の地名がちょこちょこ出てくるので「あ、ここか〜」とイメージできて楽しかったです。
Posted by ブクログ
先輩は読めば読むほどいい人。包容力あるし。仕送りなしでバイトで暮らしているのに、後輩にはいつも奢ってあげてるし。それは好きになっちゃうよね。と思っていたのだけど、331ページの挿し絵を見たら爽やかなイケメンじゃないですか。。それはモテるし、同級生にも恨まれるよねと少し思ってしまいました。。