【感想・ネタバレ】世界一おいしいせん切りキャベツの作り方 料理は切り方が9割のレビュー

あらすじ

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料理のおいしさを決めるのは何でしょう。味付け? 火の入れ方? それとも、素材?ほとんどの人がこの3つをあげることと思います。ところが、とても大切なのが実は「切り方」なのです。家庭料理にはそれぞれ定番の作り方や切り方があります。肉じゃがを作るとき、じゃが芋はごろんと大きく切りますが、フライドポテトにするとき、たいていの人は細長く切るでしょう。どう切ればその料理ができるか、作り方を解説した本はたくさんあります。しかし、作り方を覚えただけでは、覚えた料理は上手にできても、そのテクニックを使いこなすことはできません。テクニックを使いこなすためには、「理由」を知ることが大事です。同じじゃが芋でも、肉じゃがはごろんと切ると味がしみてほっくり煮え、フライドポテトは細長く切るとかりっと揚がってつまみやすくなるなど、そこにはちゃんと「理由」があるのです。川上文代先生は、“世界三大料理学校”と言われる辻調理師専門学校で和、洋、中、製菓の技術を学び、卒業後同校で教鞭をとり、料理研究家として徹底的に料理に向き合い、全国で活躍する有名シェフを何人も育てています。本書では、その確かな技術と経験に裏打ちされた「切り方」のコツを、わかりやすくロジックに解説します。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。

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料理はそれなりに、切って、熱を入れて、味付けをする程度のことはできるので、
自分なりに日々の食事はおいしくいただいているつもりです。
ただ、どうしてもキャベツの千切りだけは、何度やっても満足いく仕上がりにならなくて、結局スライサー頼み。
それでもとんかつ屋さんのような、ふんわりと柔らかい仕上がりにはなりませんよね。
そんな私ですから、当然このタイトル、目にとまりました。

『世界一おいしいせん切りキャベツの作り方 料理は切り方が9割』
9割って!!
ほぼそれで決まるやん!(たまに出るエセ関西弁)
先生、これ、私のために出した本ですよね??
食材の切り方って、なんとなく知ってます。
でもその切り方をする意味って知らなかったんです。
学校でも、レシピ本でも、切り方の理由って教えてくれませんでした。
キャベツの千切りは、シャキッとさせたいとき、ふわっと柔らかな触感を楽しみたいときで
切る向きが変わるそう。

そんなことでさえ考えたことがなかった私は雷に打たれたような衝撃です。
この本は、せん切りキャベツだけじゃないですよ。
冷蔵庫にしまうときからおいしくするコツ、それぞれの切り方の理由、他の食材の切り方までくわしく載っていて、
タイトルからは想像できないほどの情報量でした。
また、切り方を含めたレシピも載っています。
これでまたもう少しだけ家族に喜んでもらえる料理が作れるかな。

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