【感想・ネタバレ】できる研究者になるための留学術 アメリカ大学院留学のススメのレビュー

あらすじ

石井裕氏、推薦!「若者よ、快適ゾーンから離脱し、海外雄飛せよ!知的異種格闘技の世界へようこそ」 伝説のWebサイト「理系留学のススメ」に大幅に加筆して、待望の書籍化!留学に興味がある? 博士号(PhD)をとりたい? 世界基準の研究がしたい? それならば、アメリカの大学院でPhDをとることを選択肢のひとつにしよう! もちろん、簡単なことではないけれど、検討する前にあきらめなければいけない理由なんて、ありはしない。著者はMITでPhDを取得し、いまはイェール大学で教鞭をとる一流研究者。つまり、留学生の気持ちと、留学生を受け入れる指導教官の気持ちの両方を知っている。自身の体験談をまじえながら、一流のワザを伝授する。事前に必要な準備、費用、指導教官との付き合い方、海外生活、英語勉強法、そして留学のその先(就職)、……。あなたの知りたい“すべて”が、ここにある!【おもな内容】第1章 立志編 1.1 なぜアメリカに留学すべきなのか 1.2 アメリカ大学院のPhDコースとは第2章 準備編 2.1 アプリケーション(願書) 2.2 アプリケーション以外のアピール方法第3章 実践編 3.1 アメリカ大学院の傾向と対策 3.2 欲張りな留学生と三人の指導教官――著者のPhDコース体験談第4章 英語勉強法編第5章 将来編第1章では、アメリカの大学院に留学するメリットを解説する。日本の大学院とのちがいを理解しよう。第2章では、留学のためにそろえる書類のそろえ方や、志望校に対してアピールする方法を解説する。アメリカの大学教授たちが留学生のどんなところに注目しているかを知ろう。また、志望校を選ぶときに注目すべきポイントも示す。第3章の前半は、アメリカの大学院のPhDコースに進学してから気をつけるべきことを解説する。大学院生がぶつかりがちな壁と、その乗り越え方を伝授する。第3章の後半は、著者の体験談である。PhDコースのあいだに指導を受けた3人の教授が登場する。もしかしたら、留学生に限らず、あらゆる大学院生に得られるもの(教訓)があるかもしれない。第4章では、英語勉強法編を紹介する。リーディング・リスニング・スピーキング・ライティングの順に、上達のために心がけるべきポイントを知ろう。第5章は、アメリカでPhDをとったあと、「どんな選択肢があるか」である。とくに、アメリカのアカデミアに残りキャリアアップしていく道のりを中心に解説する。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

著者:イエール大学地球科学科 
東大理学→MITでphD→カリフォルニア大学バークレー校ミラーフェロー→現在

・立志編
 ・アメリカには良い大学がたくさんある。(日本では東大京大だが)
 ・大学院授業料免除、RA,TAでの収入で金銭的にはあまり困らない 日本の新卒くらいはもらえる。
 ・アメリカは技官が多いので研究に集中できる。装置メンテなども。合理的。
 ・5年 最初の2年は授業中心&研究、後半3年で研究集中
 ・優秀な人材はとことん育てようという文化。出る杭を打つようなことはしない。
・準備編
 ・成績表、GRE、TOEFL、推薦状、エッセイ
 ・申し込みは1年ほど前から準備する必要。
 ・アメリカの人は日本の大学のことなど知らない。
 ・推薦者探し例:1st author論文の数、一流学会誌か。
・留学先への連絡
 ・コンタクトメールの例などあり。学会などで名刺交換しておくと無碍にされにくい。
・英語
 ・GRE Verbal(国語)対策:論文の音読→口を動かすのも大事
 ・写経トレーニング 著者はあしながおじさんなどを使用した
  →フレンズスクリプトを読んでみる。
 ・リスニング、洋画を見るorTEDTalksもおすすめ。
 ・ライティング Strunk &White Elements of Style 必読
・実践編
 ・留学先では人に頼る
 ・優秀さも大事だが、要領の良さは大事。
 ・印象的な言葉「非常口はどこにある?」スティーブ
 ・育ててくれる人ばかりでない、自分で考えることや、しっかり意味ないことは意味ないと主張することも大事。ピーター
 ・長期公開中でもほとんど飲み会はなかった。みんな仕事をする。合理的。

・Ph.D.→テニュアトラックへの話なども紹介あり。
 

0
2024年11月23日

「学術・語学」ランキング