あらすじ
行儀見習いの少女ナルレイシアは、無類の本好き。書物目当てに男爵家で働いていたが、迫ってきたご子息に怪我を負わせてしまい、屋敷を追い出されてしまう。しかしここで、彼女は『不幸中の幸いの権化』の本領を発揮。王都ロスタロイドの屋敷から、住み込みの仕事が舞い込んだ。屋敷には山ほどの本があって…。目先の読書欲につられ、ナルレイシアは申し出に飛びついてしまうが…!?※あとがきは収録されていません。【目次】天を支える者/終末都市の灰色天使/木蓮抄/幸福の刻印
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Posted by ブクログ
シリーズ記念すべき第1巻を読破。
って、つい最近も読んだばっかりですが(^-^;)
「古戀唄」を読んでいると、より一層この作品のおもしろさにハマりますね。
特にナルレイシアのお師匠さん。
最初読んだとき、ぬらりひょんみたいな妖怪爺ぃげふんげふんお爺さんかと思っていたんだけれど。
う~ん……謎な人だなあ。
あ、ファティ・リンシャもそうか(笑)
第1巻ではナルレイシアが選定者に選ばれるまでのお話で。
確かにナルレイシアは悪運持ちだけど、不幸中の幸いにも、出会える人たちがすてきな人々だよね、と思ったりしました。
それが本当の「不幸中の幸いの権化」パワーなんじゃないかなあ。
同時収録の短編3本。
「光使」「闇使」といった世界設定とかストーリーとか。
ほんと前田先生はすごいな……と思いました。
さて、つづきを読もうっと(*´▽`)
Posted by ブクログ
行儀見習いの少女ナルレイシアが巻き込まれるストーリーのシリーズ1冊目。『不幸中の幸いの権化』とまで言われるナルレイシアの波乱万丈な生き様を生ぬるく見守れます(笑)
Posted by ブクログ
シリーズ1
主人公のナルレイシアは勝ち気な本好きの少女
不幸中の幸いの権化、という珍しい体質w
これからどーなるのか、楽しみ!
そして、短編も収録されている
Posted by ブクログ
再読になるが、登録は初めてだから初読みレビューとして記載(以後シリーズ全て)。
表紙絵に惹かれて手にとって、嵌まった!
【天と地の間―空】間を支える柱神様を選定する…なんてファンタジーな世界読まずにはいられない!(笑)
選定者となるナルレイシアの快活で物怖じしない、不幸を招こうとも乗り切るパワーを持ち合わせた性格、読んでいてスッキリするけど、時々ムズ痒くなる言い回しが気になる…けど、通して読んでいれば中だるみもなく進められる。
読み切りで終わらせようと思った作品らしいが、展開の広げ方で絶対終わらないだろうとは思うよね。
Posted by ブクログ
初、前田珠子。
あまりの著作の多さに敬遠していたが、あまりのイラストの美麗さに目を奪われ手に取った。
文章読みやすい、まあまあそこそこ。
ただしコバルト仕様のため、一冊が短すぎる。
もっとハードカバー並に文字数多いほうが、話し展開もよいと思うんだが。
作家としてはよくわかんないけど、このシリーズはとりあえず読む予定。