【感想・ネタバレ】わたしがわたしであるために GENUINE FRAUDのレビュー

あらすじ

“どこまでが真実で、どこまでが偽りか――”

自分を捨てて他人になりかわり、逃亡を続ける少女。
過去をさかのぼると、次々と見えてくる嘘。
親友・恋人・家族……18歳の孤独な少女が
本当に欲しかったもの、それは――

世界25カ国で翻訳! NYタイムズ・ベストセラー
新時代のサイコ・スリラー日本上陸

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Posted by ブクログ

ネタバレ

前に一度読んだことがあるのを忘れて、もう一度読んだ。
どうなるのだろうと先が気になるついつい読んでしまった。とても面白かった。
p53
著者のアーヴィング・ゴッフマンは、状況がちがえば、自己表現もことなるという考えの持ち主なんです。自己像というのは普遍じゃない。状況あわせて変わればいいと。

自己表現はひとつじゃありません

本の最初の方で、
スーツケースに、液体のボトルにローション等を詰め替えるという描写があるが、
最後のページで、空港で液体の入ったボトルを捨てられるというシーンがある。

地の文でも、主人公が変わって別人になっているということがわかり、こういうところまで作者は、書き込んでいるのだと気がついた。

アクセント、週間、場所、人間関係を捨てたら、自分であることを、どうやって証明できるか。意外と難しいのかもしれない。
自分というのは、思っているより曖昧で、だからこそ、何者にもなれる柔軟性かあるのかもと翻って思った。

最後は、主人公ジュールが社会的に被害者として扱われるところに、
反発して、私は生きているというのかと思ったけれど、お金を持って、誰とも聞かれないところに行くというのが現実的でよかったです。

スーパーヒーローは、男で、孤児だという描写は面白い。
アーヴィング・ゴッフマンは、カナダの社会学者

ディケンズの大いなる遺産を読みたくなった

太陽がいっぱいの現代版ですね。

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2026年04月20日

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