【感想・ネタバレ】伊達政宗(六)のレビュー

あらすじ

家康が礎を築いた徳川政権は秀忠・家光と引き継がれて確固不動、遂に外様大名取潰しに着手する。巧智に長けた政宗は、稀代の“臍曲がり論法”で伊達六十二万石を安泰に導き、生涯を閉じた。全六巻完結!

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Posted by ブクログ

山岡荘八の描く伊達政宗伝最終第六巻。家康の晩年・江戸幕府の成立から家光に至る確立期・政宗の晩年までを描く。外様ゆえ仕方がないのだが、年下の徳川家の面々に小突き回されるのは何とももどかしい。それでも天下の副将軍として太平の世を築くべくある意味策動を続ける政宗。多くの戦国武将たちが去っていく中、地位を保ち続けたのは流石というべきか。最期まで強気だった母との別れ、そして本人の気合一閃な最期と、それぞれにらしい終わり方を迎えて長きにわたる物語が幕を閉じる。

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2023年10月29日

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