【感想・ネタバレ】伊達政宗(二)のレビュー

あらすじ

関白秀吉が天下統一の野望に燃え、小田原城攻めを開始した天正十八年。正宗は憤懣を胸中に秘め、遅れて参陣した。激怒する秀吉を相手に、無類の勝ち気な性格と型破りの言行で真っ向から挑む独眼竜の叛骨魂!

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Posted by ブクログ

1巻飛ばして2巻から読んでいます.本屋に無かったので.
全集はあったんですけど,全集よりこっち(光文社)の装丁が好きなんですよね.
その内大きい本屋に行って1巻探そう….

初めて読む歴史小説でした.
著者の筆力か伊達のやんちゃのせいか,余り肩肘はらず楽しく読めました.
ところどころ「これ本当に史実からひっぱってきたの?(笑)」とか思ったりも.
秀次謀反共犯の冤罪をかけられた際の伊達家臣団の行動には,「伊達は家臣も手に負えないわ!」とつっこんだり.

ぶっとんだエピソードはむしろ老年期の方が多いらしいので,今から続きが楽しみです.

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2010年10月22日

Posted by ブクログ

山岡荘八の描く伊達政宗伝第二巻(全六巻)小田原参陣から秀吉の死去まで。白装束や十字架、眼のあいた鶺鴒の花押などなど、おなじみのエピソードを挟みつつ、政宗と秀吉の化かしあいと奇妙な関係の深化、そして豊臣政権の揺らぎのなかで天下への野望を新たにする政宗の姿を描く。

秀吉が軽すぎる気もするけど、政宗にどこかシンパシーを感じながら綱引きをする描写はまあ面白い。三成と家康の間でバランスを取りつつ天下を目指す政宗。さて、これからどう出るか。
青大将を男の一物で撃退するおバカエピソードもあり(笑)

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2023年07月27日

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