【感想・ネタバレ】神々の明治維新 神仏分離と廃仏毀釈のレビュー

あらすじ

維新政権が打ちだした神仏分離の政策と、仏教や民俗信仰などに対して全国に猛威をふるった熱狂的な排斥運動は、変革期にありがちな一時的な逸脱にすぎないように見える。が、その過程を経て日本人の精神史的伝統は一大転換をとげた。日本人の精神構造を深く規定している明治初年の国家と宗教をめぐる問題状況を克明に描き出す。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

織田信長,豊臣秀吉,徳川家康の宗教政策を前史とし、明治維新とともに起きた神仏分離と廃仏毀釈について、深く,広く紹介している。

いろいろな場所に行き資料を拝見したり,いろいろな人にお会いしお話しをお聞きすると、腹に落ちて納得できることも多そう。

あちこちに行きたくなる本です。

参考文献も多く,時間をかけて勉強してみたい。
天皇制を考える際の基礎資料となるかもしれない。

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2012年10月07日

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